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オオイ金属株式会社

地域 山城, 八幡市
業種 24:金属製品製造業
50音 ア行

の仕事

家庭日用金物、学校給食用器具、業務用器具の製造販売を主たる事業として創業以来36年が経ち、今や年間総売上は10億円を超え、全国におよそ300社の販売拠点を持ち、業界60%をシェア独占するまでに成長しました。自社工場で生産した独自性のある商品のみならず、どの業者もカバーしていない商品を揃えれば、それが強みになり全国の販路を広げるに至りました。現在は、全国の納入業者がそれぞれの地域で営業活動をしてくれるようになり、当社との間で良き関係を築いています。
社会的ニュースから食への安全についての関心が高まったのを機に、自社製品を通して食の安全を提供し、次世代の若者に“ものづくり”のスピリットを繋いでいくべく、若い人材の育成にも積極的に取り組んでいます。

自慢の逸品

これまでに20年程前に給食調理にたずさわっているユーザーの声を折り込み、耐久保温テストを重ね開発した『丸型保温食缶(段付二重食缶)』は保温性に優れ付加価値が高く、機能性が良好で多くの施設で利用され当社のヒット商品となりました。
近年は流通の役割が増し、配送に適した食缶を求める声が多く寄せられるようになったことから、更に保温性と耐久性を向上させたステンレス製の角型二重食缶(マイルドボックス)を試行錯誤の末、2001年世に生み出しました。2004年には第2弾となる、HACCP方式対応 「断熱・耐熱能力に優れた、オールステンレス角型二重保温・保冷容器」 ステンレス・マイルドボックスS(SMBシリーズを販売開始。 2009年には、同シリーズの浅型タイプを販売開始しました。2011年には、同シリーズのアレルギー対応食のステンマイルドボックスミニを販売開始しました。本商品は保温性に優れるのみならず、SMBシリーズ各サイズを混載し積重ねても、同一形状で統一している為、洗浄後、省スペースで収納できるなど、ユーザーにも大変喜ばれております。

技術者の思い

外注に依頼していた作業を自社工場内で取り組むことで、業務の効率化、コスト削減を図っています。更なる生産効率向上の為、食中毒を未然に防ぐための輸送食缶の開発に着手。試行錯誤を繰り返し、食品の温度を65度以上で2時間キープし、品質維持する二重構造の食缶を開発。また行政の要請を受けて保温性と耐久性をさらに向上させたステンレス製の角型食缶(SMBシリーズ)を生み出し大規模食中毒に対応したこの製品は、大量給食の現場で広く普及し主力製品です。
また今後とも、市場の変化に対応、食の安全を守る立場からニーズに合った製品開発に日々取り組んでいます。
  1. プレス機械加工

    アルミプレス加工。
    いろいろな材質のプレス加工を行うことができます。
  2. 自動ヘラ絞り加工

    スピニングマシンによる成形。
    この加工は技術が必要です。熟練技術者が加工しています。
  3. アルマイト作業場

    アルマイト(陽極酸化処理)
    この加工で、耐久性を向上させます。
  4. アルマイト作業場

    耐食性を増すために加圧水蒸気による封孔処理をおこないます。
  5. 組立作業場

    仕上げ作業や検査を行い、梱包作業をして出荷となります。

どんなところに使われているの?

指定されたお届け先へ出荷
主に学校給食室や調理場など、鍋類から包丁類まで多岐に渡り、多くの場所で使用されています。
  • 自動ヘラ絞り機

    ヘラ絞りはプレス機などと違い、オス型のみで加工が可能。多品種小ロットに対応できる。

  • 自動切巻き機(エアー式)

    縁をトリミングしてカール巻をする。

  • カシメ機

    リベットを加圧する事により接合する方法

  • パワープレス

    ストローク長さの短いプレス機、抜き、曲げ高さの低い製品加工に使用する。

  • ドローイングプレス

    ストローク長さの長いプレス機。深絞り用に使用する。

  • 組立作業場

    部品の取付及び仕上げ作業、商品検査等を行い、梱包作業、最終工程となる。

会社概要

事業内容 給食器具・業務用厨房器具・家庭日用金物、製造・販売
設立 1979年2月24日
代表者 代表取締役社長  巽 壽彦
所在地 〒614-8264 京都府八幡市岩田南野10番地 
電話番号 075-982-7749