- 京都ものづくり企業ナビ
- 企業名検索
- スギシタ有限会社
スギシタ有限会社
地域 | 京都市内, 下京区 |
---|---|
業種 | 11:繊維工業 |
50音 | サ行 |
我社の仕事
私達、スギシタ有限会社は、受け継いできた技術と心を、京都の伝統工芸である「染」を通してお客様や社会と深い絆を創りながら、次の時代への一歩目を踏み出しています。そして、お客様に喜んで頂き、社会に愛される企業となれる様、社員一丸となって全力を尽くしています。
自慢の逸品
日本のお祭りには欠かせない物、その他には職人の作業着、イベント用などもあります。祭用は主にシャークスキン、ブロードなどの綿素材や、ポリエステル一越ちりめん、リンズなどの化繊素材、消防用や一点物の商品は、羽二重や一越ちりめん等の正絹素材を使用します。数量や柄などにより捺染や引染め等、染色方法も変わります。
技術者の思い
受け継いできた技術と心を、京都の伝統工芸である「染」を通してお客様や社会と深い絆を創りながら、次の時代への一歩目を踏み出しています。室町時代から伝わる印染(しるしぞめ)。目印となるようにのぼりや風呂敷に家紋などをくっきりと染める技術です。京都で創業したスギシタ有限会社は、祭りの半纏やのぼりなどハレの日の染めものを受注し、高度な技術を磨いています。
製造プロセス
-
デザイン
お客様よりお預かりしたデータ・サンプル品・版下をもとに、デザインデータを作成してカッティングマシーンで型紙を作ります。 -
捺染
製版された型枠を使用して、ハンド・セミオートで捺染(プリント)します。 -
糊置き
モチ米を使用した糊で、生地の上に糊を置きます。 -
引染
糊が乾燥した後に刷毛で染料を引いて色を付けます。 -
蒸し・水洗
引染・捺染後の生地を蒸して色を固着し、余分な染料を水洗します。そして、蒸し・水洗で色が固着した生地を裁断して縫製します。
どんなところに使われているの?
日常で使用いただいている袢天、旗、幕、幟、のれん、日除け、風呂敷、ふくさ、手拭い、前掛け、座布団などが当社で商品化しています。
ものづくりを支える仕事
-
捺染エリア
染料を糊に混ぜて、型を用い模様染を行うエリアです
-
引染エリア①
生地に染料液を塗りつけて染めるエリアです。
-
引染エリア②
生地に染料液を塗りつけて染めるエリアです。ここでは、比較的大きいものを染めます。
-
板場友禅エリア
長い板の上に生地を張り、型紙をおいて染めるエリアです。
-
縫製・梱包・事務エリア
染めた生地の縫製・梱包や経理、事務などを行うエリアです。
-
水洗
引染・捺染後lの生地の水洗を行うエリアです。
会社概要
事業内容 | 袢天、旗、幕、幟、のれん、日除け、風呂敷、ふくさ、儀式用品、手拭い、前掛け、座布団、ユタン全般、その他印染一式。 |
---|---|
設立 | 1997年 |
代表者 | 代表取締役社長 杉下永次 |
所在地 | 〒600-8390 京都府京都市下京区猪熊通四条下る松本町269 |
電話番号 | 075-841-4449 |