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互応化学工業株式会社

地域 宇治市, 山城
業種 16:化学工業
50音 カ行

の仕事

当社は1953年に京都市伏見区桃山町にて創業、工業用特殊油剤等を製織・製紙分野に販売、1959年にはアクリル酸エステル重合の研究に着手し、1964年にはウォータージェットルーム用糊剤・化粧品用樹脂の開発を開始、1965年にヘアセット用樹脂の特許、1966年にウォータージェットルーム用合成糊剤の特許を出願しました。その後、PE樹脂・転写樹脂等の研究を開始、1979年以降は感光材料や電子材料等の分野に参入、乳化・重合・感光の三本の技術を柱に発展して参りました。
当社では、働く一人ひとりが、働く中で自分自身を見つめ、自分の成長を考え、働く事の幸せを感じ、そしてその様な環境から生み出される「製品」や「サービス」によって社会に貢献する企業作りを、社員全員で目指しています。自らの「幸せ」を考え、自分の「強み」を活かし「弱み」を補い合いながら、「ハードワーク」を楽しみたい、そんな価値観を共有出来る人のエントリーをお待ちしています。

自慢の逸品

独自の樹脂合成技術と豊富な光反応技術を駆使し、レジスト材料を提供し最先端の電子機器製造を支えています。
スマートフォンやパソコンをはじめとする電子機器の製造では、金属配線の形成と、表面保護が欠かせません。互応化学は、タッチパネルのITOやプリント配線板の銅の配線形成用のエッチングレジスト、プリント配線板の表面実装用ソルダーマスク、フレキシブル基板の絶縁保護クリアコートを開発し提供しています。また、高光沢、高反射率の白色インクはLED(照明、バックライト)用として開発しています。次世代の高性能品、工法に対応するレジスト材料開発を、独自の樹脂合成技術により目指しています。

技術者の思い

スペシャリティ―・ケミカルズ企業の道を歩む「独自技術の互応」。
私たち互応化学は、スペシャリティ・ケミカルズの開発・供給および応用を通じて、産業社会や市民生活のさらなる発展に貢献してきました。とりわけ、新技術・新製品・新システムの開発に注力し、新たなる機能開発に向けてたゆまぬ努力を続けています。私たち互応化学はこれからも、市場ニーズを先取りし、そのニーズを満たす要件を高分子化学をベースとしたケミカル・テクノロジーに置き換え、新たな付加価値を追及しいきたいと考えています。そして、「独自技術で社会に貢献する」ことをコンセプトに据え、常に「ユーザー志向」のスタンスのもとに、あらゆる知の体系と豊かな創造性を有機的に結合させた、付加価値の高い機能開発を通じて、人と産業社会と地球の未来に向けて、積極的に働きかけていきます。
  1. テキスタイル

    多様化、高度化する織物の実現に独自の重合、乳化技術をもって貢献します。創業以来、繊維産業発展のため、糸から織物を作るプロセスにおいて必要不可欠なノリ剤・油材を広く提供し、多大な貢献をしてきました。写真はのり付け工程のマシンです。
  2. ポリエステル

    独自の技術で、人と地域にやさしいマテリアルを想像し、多様な分野へ貢献し続けます。当社のポリエステル樹脂は、水への溶解時に乳化剤や分散剤を必要としない、独自の技術で開発した水溶性ポリエステル樹脂です。(写真)
  3. エレクトロニクス

    独自に開発した技術を用いて電子材料・電子部品の発展に貢献し、エレクトロニクスの未来を築き上げます。電子材料を取り巻く状況は、環境や省エネルギーをキーワードに大きく変化しようとしています。当社はより高度な市場要求に応えるため、今後も新しい独自技術の開発を追求します。写真はプリント配線板です。
  4. コスメティック

    独自に開発した高機能ポリマーが化粧品の可能性をさらに広げていきます。ヘアスプレー、ヘアムースなどに使用される樹脂やシャンプーなどに添加し特徴を付与する樹脂など様々な化粧品への配合を目的とした新規原料のの開発に努めています。写真はメーキャップ用樹脂を使用した例です。
  5. 紙・転写

    付加価値の高い機能を与えるため、長年にわたり蓄積した独自の技術を提供していきます。当社の独自技術は紙に機能を付加します。紙の光沢加工や接着性・再剥離性といった特殊機能を付与することも可能です。写真はハガキなどで使用されている圧着加工用ニスの使用例です。

どんなところに使われているの?

生活の身近なシーンで多く使用されています。テレビなど家電、パソコン、LED、ゲーム機、カーペット、カーテンなど。自動車のシート、遮光フィルム、エアバッグなど。化粧品ではシャンプー、コンディショナーなど。他に太陽光パネルなど。
  • 研究開発部門

    これまで培ってきた入荷・重合・感光技術をより高度に融合・発展させ、さまざまな分野での可能性に挑戦しています。

  • 生産部門

    乳化・分散・合成・重合・重複合・コーティング技術を基本技術とし、日々品質の向上に努めています。

  • 品質管理部門

    原料の受け入れから製品の納入まですべてのプロセスにおいて、全社員がスペシャリストであるという認識を持ち、常に妥協のない品質を追求し続けています。

  • 滋賀工場

    蒲生郡日野町にあり、主に電子材料を生産しています。

  • 福井工場

    坂井市三国町にあり、ポリエステル関係を主に生産しています。

会社概要

事業内容 特種化学工業製品の製造・販売 (繊維用油剤・糊剤、電子産業用樹脂、化粧品樹脂、その他工業用樹脂等)
設立 1953年11月
代表者 取締役社長 藤村 春輝
所在地 〒611-0043 京都府宇治市伊勢田町井尻58番地
電話番号 0774-46-7777