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川並鉄工株式会社
地域 | 京都市内, 南区 |
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業種 | 24:金属製品製造業 |
50音 | カ行 |
我社の仕事
京都の大型機械加工、川並鉄工では、門型五面加工機や立形及び、横型マシニングセンタを駆使し、産業用機械装置や工作機械設備などに使用される中物から大物まで、金属部品の高精度な切削加工を行っています。
また、平成22年、感動的な表現力を持つ大判デザイン金属パネル「刻鈑」を開発し、翌年には販売事業をスタートしました。デジタル写真や画像を薄板金属上面にCNCマシンで削り出す全く新しい手法による表現です。この製法は日本と米国で特許を取得し、国際特許出願中でもあります。
また、平成22年、感動的な表現力を持つ大判デザイン金属パネル「刻鈑」を開発し、翌年には販売事業をスタートしました。デジタル写真や画像を薄板金属上面にCNCマシンで削り出す全く新しい手法による表現です。この製法は日本と米国で特許を取得し、国際特許出願中でもあります。
自慢の逸品
写真は、アルミ製立体造形「JACKET/ジャケット」です。METALSPICE(メタルスパイス)とは創業100年を越える川並鉄工が中・大物部品の大型機械加工でこれまで培ってきた技術を活かし、新事業として立ち上げたデザインプロジェクトのブランドネームです。金属の持つ力強い質感の可能性を引き出す様々な金属加工技術を携えて、テーマは常に感動を提供する事。森精機様の第4回切削加工ドリームコンテスト金賞受賞作「JACKET」では、リアルに再現されたその質感が高く評価され金賞をいただきました。
技術者の思い
川並鉄工では脱溶接による高精度接合技術である摩擦攪拌接合(FSW)の接合技術を戦略的基盤技術高度化支援事業を通じて研究し、基礎的技術を習得いたしました。従来の溶接では接合できなかった薄板のアルミニウム合金や銅の接合に成功しました。これにより、歪みやすい薄板構造のアルミニウム合金でも接合することが可能となり、車輌や医療機器、自動車、船舶、その他産業用機械等の製作に活用されることが期待されます。
製造プロセス
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ヒアリング
どのような場所にどのような大きさで、どう表現するのかなどを綿密に打ち合わせを行います。 -
表現方法の選定
打合せに基づき、どの表な表現方法がいいのかを検討します。 -
対象画像の選定
どのような画像をどう表現するのかなどを多数ある画像の中から選定します。 -
加工プログラム作成
どう表現するのかをイメージしながら、NCマシンの加工プログラムを作成します。 -
加工
加工プログラムに沿って、加工を行います。写真は、加工物が異なっていますが、このようなマシンで加工を行います。
どんなところに使われているの?
壁面装飾としてのインテリア、写真や絵を飾るように、観賞用として、様々な場所で使用されています。また、技術のベースとなる、産業機械向けなどの金属部品加工も行っています。
ものづくりを支える仕事
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工場内全景
工場内全景です。このエリアですべての加工を行います
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大型マシン
門型5面加工機など大型マシンで、大物の加工を行います。
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CAD・CAMエリア
加工図、加工プログラム、画像処理などを行うエリアです。
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事務所
事務所にも、当社が作成した造形デザインサンプルを設置しています
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ショールーム
事務所の2Fが金属デザインパネル「刻鈑」ショールームになっています。これらが、CNCマシンで金属板を削り出して模様ができているとは、実物を間近で見て感動を覚えます。
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金属デザインパネル「刻鈑」
金属板を削り出してこの絵ができています。この製法は日本と米国で特許を取得し、国際特許出願中です。
会社概要
事業内容 | 各種産業機械の精密切削加工・建築用外内装アートパネルのデザイン製造販売 |
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設立 | 1967年5月10日 |
代表者 | 代表取締役 川並 宏造 |
所在地 | 〒601-8046 京都市南区東九条西山町10番地 |
電話番号 | 075-681-1704 |