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日本船舶表示株式会社

地域 上京区
業種 31:輸送用機械器具製造業
50音 ナ行

の仕事

海に浮かぶ工場ともたとえられる船舶、そこでは様々な銘板、マーキング類が使用されています。材質もサイズもデザインも納期も、すべてばらばらの船舶マーキングは従来バラバラに作成されていました。でもこれからは新しい技術で、まとめて注文・一括管理が可能です。しかもフルカラーで高耐久、環境にも配慮し、船舶の進歩をサポートしています。
銘板や表示板のほか、ステッカーなどのフィルム製品やオリジナル商品など、幅広い製品の中から使用目的や場所に最適な製品をご提案・ご提供しています。

自慢の逸品

日本船舶表示の船舶銘板は、樹脂コーティング済の金属板にインクを浸透させて意匠を発言する製造方法のため、金属表面を良好に保護。さらに樹脂層(クリア塗膜)には退色を防ぐため汚染防止剤およびUVAを添加しています。裏面にクリア塗装を施していますので耐腐食性にも優れています。この性能の高さはJIS耐久・耐候・耐食試験、沿岸部暴露試験(五年越)で検証済等によっても確かめられています。社団法人・中小型造船工業会の技術委員会で採り上げられるなど、2004年の販売開始以来、おかげさまで順調に納入実績を増やしています。

技術者の思い

金属板やフィルムへの画像付与を可能とし他最新のマーキングテクノロジー「昇華熱転写技術」を、船舶用の銘板、掲示用図面、さらには蓄光シール、船銘板にまで応用。高品質・短納期・コスト削減・低環境負荷といった特徴をもつ製品をお届けするだけでなく、船という製品の特殊性に応えるトータルなサービスシステムをご用意することで、銘板の発注作業や集配・工事管理の負担を大幅に軽減するなど、設計・資材・集配・工事のご担当どなたにも満足いただけるよう取り組んでいます。
  1. データ授受

    設計ご担当者様から入力して頂いたデータを受け取り、データベースにてしっかりと管理。受注から製造管理の独自のシステムで、大幅な簡略化・低コスト化を実現しました。
  2. 銘板データ作成

    いただいた電子データで銘板の製作用図面を自動作図します。製造コストの削減と省力化にも貢献しています。
  3. 転写紙の出力

    インクジェットプリンタで転写紙の出力を行います。分散染料(昇華性染料)から作られたインクを専用の転写紙に印刷していきます。
  4. ヒートプレス

    金属板と転写紙を重ねてプレスします。
  5. 完成

    お客様にお渡しする前に入念に品質チェックを行い、納品します。

どんなところに使われているの?

【船舶の案内表示など】
弁銘板やシンボルマークなど、船の様々なところに採用されています。
  • 金属製品

    ステンレス、アルミニウム、亜鉛めっき鋼板の材質を使用し、船の暴露部、エンジンルームから居住区内部に至るまで銘板や表示板が必要な場所でご使用いただきます。

  • フィルム製品

    フィルムタイプも金属製品と原理は同じです。材質はPET。蓄光タイプと、通常の耐候フィルムタイプをご用意しております。

  • 3D-MDS(3D-Maritime Design Service)

    3D-MDSは、弊社の新しいビジネスです。写真およびレーザースキャナにより船内をスキャンし、得られたリアルなデータをもとに3Dモデリングを行い、このデータをベースにバラスト水処理装置設置の概略デザインを提供するものです。

会社概要

事業内容 船舶銘板製作販売、船舶装備部品販売、関連する一切の事業等
設立 2003年9月12日
代表者 代表取締役 遠山 元樹
所在地 【東京本社】〒105-0003 東京都港区西新橋1-22-5 新橋TSビル TEL - FAX (03)3504-1960
   【関西支社】〒602-8415 京都府京都市上京区大宮通寺之内上る前之町
電話番号 03-5251-5610(東京本社)