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有限会社りんよ工房

地域 南区
業種 13:家具・装備品製造業
50音 ラ行

の仕事

りんよ工房は天保14年創業者興五郎により、おりん工房二方屋を引き継ぎ二方屋興五郎として創業された。以来素材、技法を変えることなく五代目の今日まで音にこだわったおりんを作り続けている。素材は砂張と呼ばれる金属で銅と錫の合金です。鋳造と言う大胆で力強い作業を要求されながら、音と言う繊細な神経が必要となる「おりん(砂張)」は技法による音の影響が大きい。りんよ工房には砂張の力を十分発揮させられる技がある。それは、正倉院から育まれ淘汰されてきた技法の蓄積のある工房であり、歴史ある古来からの技法による砂張のおりんを現在に伝えることの出来る工房だからである。

自慢の逸品

<舞妓りんシリーズ>お仏壇からとびだした手のひらサイズのお守りりん。
持ち運びできる花の座布団や巾着、リン棒台などが付いたりん台竹座、ファスナー仕様のポーチなど様々な用途で愛用されています。それぞれ大きさにより放つ音色の 種が違い落ち着いたり、元気をもらったりあなたのお好みで選んで頂けます。 サイズは3サイズ。(一寸八分・一寸五分・一寸四分)。 りんよ工房(二方屋)のおりんは5年10年と使用しているうちにどんどん音が鳴り上がっていくのが特徴です。そしてこの響きは「魔を切り、場を清め、悪霊を祓う」と言われて来ました。いつもあなたのそばで寄り添う MY CORIN。 
※おりん専門店二方屋で販売

技術者の思い

京都の仏具おりん職人が作り上げた世界にーつしかない高音質の自転車用べル(白井ベル)。白井ベルは2013年6月1日フランス/パリで行われましたビンテージ自転車イベントRide Beret Baguette 2013にて発表されました。開発には一年以上の歳月を費やし、(地独)京都市産業技術研究所・金属分析チームの技術指導/デザインチームのサポートを受け完成致しました。ベルの頂点にはネジ留めがなく、ブラケット部分はジュエリーと同様の製造方法を採用しており、丁寧に仕上げております。伝統の焚き色着色、高い技術を要する彫金などを施した特注品は大変貴重な逸品です。2016年『The Wonder 500』選定
  1. 下型作り

    全国から鋳型用の良い土を探し、それを基に様々な種類の真土(まね)を作り鋳型を作っていきます。最初に下型作りから始まります。大きさ・形に合った下型を作り乾燥、焼成を行います。
  2. 鋳型作り

    作業台に固定した下型に真土をかけ、上下に固定された指型となる薄い鉄板をくるりと回し、おりんの型を取ります(この技法を回し型)。この作業で内側の型と外側の型を作り、その両方の型を合わせることで一つの鋳型となります
  3. 鋳込み作業

    焼成炉で鋳型を高温で焼き始めます。傍ら溶解炉で銅と錫を溶かしながら砂張の合金を作っていきます。真っ赤に焼けた鋳型に溶かした砂張を流し込みます。
  4. 切削加工

    鋳物は一度熱処理を施し、鋳肌を取り、轆轤(ろくろ)を使い、手作業で挽いて(切削して)仕上げます。
  5. イベント

    イベントなどにより直接お客様に商品の魅力を伝えます。

どんなところに使われているの?

ご家庭で毎日のお勤めや、お寺の法要の他にも癒しグッズやお守りとして広くご使用されています。
  • 展示会

    二方屋として、響展や日本の職人展等10回/年出展しています。

  • 販売

    当社製品は、おりん専門店の二方屋で販売しています。

  • 創作・法蔵品

    生涯にひとつ、だから本当に良いものを・・伝統の音を残したい。 あなただけの逸品を、オリジナルオーダーもお受けします。写真は創作のワインカップです

  • 作業風景

    心を込めてひとつひとつ丁寧につくります。

  • 外観

    りんよ工房と二方屋は同じ敷地内です。 ※お店では御座いませんのでご注意ください。

  • メディア出演多数

    関西テレビ「よ~いドン!」WEBマガジン「RENOSTA」ABC朝日放送 「ココイロ」KBS京都 「おやかまっさん」MBS 「ちちんぷいぷい」ラジオ関西「川浪ナミヲの情報アサイチ!」KBS京都テレビ「京bizX」など

会社概要

事業内容 【伝統的工芸品】京仏具おりん製造(販売)
設立 1987年2月
代表者 代表者 白井克明
所在地 〒601-8103 京都府京都市南区上鳥羽仏現寺町46-2
電話番号 075-691-7479