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有限会社博國屋
地域 | 中京区 |
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業種 | 32:その他の製造業 |
50音 | ハ行 |
我社の仕事
2002年正月、「1年もたない・・」との父のがん告知がきっかけで、悔恨から父への感謝、供養をどうすればいいか?悩み、考え、そして出した結論が「手元供養」でした。そして、この手元供養を皆様にお伝えしていく会社・・ 博國屋(ひろくにや)が生まれました。その博國屋も2015年の8月で14年目を迎えました。2004年4月店主山﨑が「手元供養」と命名し、これ以降、故人の遺骨を身近に置き偲びの対象とする供養を総称して「手元供養」と呼ばれるようになりました。 博國屋の歴史は手元供養の歴史でもあります。
自慢の逸品
おもいで碑は、清水寺に近い今熊野の地で、江戸期より続く清水焼の窯元「瑞光窯」で作られています。お地蔵さんは熟練の職人さんの手により一品一品丁寧に成型され、自然乾燥→800℃の素焼き→1230℃の本焼成と、自然のエネルギーを受けて生まれてきます。素)地蔵はうすいベージュで土のざらざらした触感が残る、素朴な風合い。赤地蔵はそれよりきめ細かく、手触りも滑らかです。そして黒地蔵はもっとも焼き時間が長く、高温で仕上げてあり、重厚感と艶やかさを具えています。この三種のお地蔵さん達・・共通している点は「飽きのこない優しさ、親しみやすさ。」でしょうか。
技術者の思い
239年続く京・清水焼窯元「瑞光窯」で一品一品心を込めて焼き上げられる手作りの陶器製。お仏壇にも置ける程よい大きさ。両手に抱け、手になじむ形状、飽きのこないスタイルと微笑み顔が人気のお地蔵さま。デザインは京都出身のデザイナー「 清水泰博氏(東京芸術大学デザイン科教授)」によるもの。
製造プロセス
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成型
土をこねてお地蔵さまの形を作ります。
土の種類とブレンド、成型から焼き方まで様々な要素が仕上がりに影響します。 -
素焼き
十分に乾燥させて水分をとばした後、電気窯にて約800℃で素焼きを行い、焼き固めます。 -
素焼き後
素焼きが済み、窯からだした状態。
熱をさまして本焼成に備えます。 -
本焼成
約1230℃で本焼成。
窯の中での位置や僅かな温度差も焼き上がりに大きく影響します。職人の経験と技術の見せ所です。 -
完成
赤みがかった土が黒く艷やかに焼きしまり、お地蔵さまの完成です。
この後、納骨部分を仕上げ、故人様へ向けたメッセージやお名前を個別に背中に焼き付けてお客様の元にお届けします。
どんなところに使われているの?
“お骨”を納めることで、大切な方とをつなぐ心の拠りどころとなります。手元供養は宗教儀礼にしばられない“素な心”でできる身近な供養の対象です。
ものづくりを支える仕事
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商品
様々な商品を展開しています。
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ネット販売
インターネットでも販売しています。
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メディア掲載
TV、新聞などタスのメディアで紹介されています。
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本での紹介
葬送について深く考えることもなかった筆者が、父の死をきっかけに始めた 「手元供養」への思い、供養観を著者自身と手元供養品を選んだ人達の実例をもとにご紹介します。
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事務所
会社全般の事務(経理・総務・営業)業務を行います。
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相談ルーム
全国から来ていただいたお客様に、ゆっくり手元供養品がご覧いただきながらお墓や手元供養のご相談をお受けしております。
会社概要
事業内容 | 手元供養品の製造販売・葬送関連サービスの提供・講演、セミナー実施等 |
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設立 | 2002年8月8日 |
代表者 | 代表取締役 山崎 譲二 |
所在地 | 〒604-0993 京都市中京区寺町通夷川上ル久遠院前町669 サンアートビル4F |
電話番号 | 075-257-7838 |