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柿渋Houseみます

地域 山城, 木津川市
業種 11:繊維工業
50音 カ行

の仕事

柿渋の三大産地のひとつ、京都山城・木津川市にあります創業明治5年の柿渋メーカー株式会社 三桝嘉七商店のグループ店として、平成18年3月に「柿渋Houseみます」 を設立。山城特産「柿古渋」と店主の開発した「顆粒柿渋」で染め上げた綿布で、柿渋メーカーだからこその柿渋の特長を活かした柿渋染寝具類の製造販売を行っています。(平成24年度京都エコスタイル製品認定 京都エコ・エネルギー推進機構)

自慢の逸品

京都・山城特産「天王柿」から搾汁した「柿古渋」と店主が開発した「顆粒柿渋」で染め上げた本製品(シーツ・マット・ふとん・枕等)は、四季を通してホッコリと清爽感、特に夏季には冷涼感を発揮し、汗をとり、抗菌防臭効果により常に肌に衛生的です。柿渋特有の臭いもほとんど無く、色落ちや色移りも少ないように作られている事も他にない逸品です。又、本品は静電気防止効果で花粉や微細なホコリなどが付着しにくいので、頻繁に洗濯する必要がなく通常は水洗いで充分。水や洗剤の節減もでき、環境保護に貢献し、電気代の節約など省エネに寄与します。

技術者の思い

『柿渋染シーツSuzushiinDA』
柿渋は冷涼感の他にも、抗菌防臭や、生地の補強・再生など、衣類や日用品に適した特長が知られておりますが、染めた時「硬く」感じる肌触りでした。「肌にやわらかな風合い」そんな肌触りを目指して、試行錯誤を繰り返し完成したのが、「京都エコスタイル製品」にも認定された『柿渋染シーツSuzushiinDA』です。
通常の液状柿渋と「顆粒柿渋」で染めることにより、やわらかで優しい風合いの「柿渋染」に仕上げることができ、小さなお子様をお持ちの親御様や、ご年配の方にも気持ち良くお使いいただけます。家業の三代目として柿渋造りを学び、原料柿の苗木づくりから、柿農園の育成まですべて自分の手で育て、60余年柿渋一筋に励んでいます。
  1. 手染め

    綿布に柿渋を贅沢に浸透させます。
  2. 足踏染め

    昔ながらに足で踏みこんで柿渋の浸透を更に加えます。
  3. 絞り・乾燥

    柿渋を充分浸透させた綿布を手で絞り、天日乾燥します。
  4. 染めた綿布を数年熟成させる

    綿布を数年熟成させることにより、色落ちや色移りをふせぎ、柿渋独特の臭いも抑えられます。
  5. 販売

    我社のホームページと「京都宇治土産.com」(宇治市商工会議所)、「ニッポンセレクト.com」(全国商工会連合会)でインターネット販売も行っています。

どんなところに使われているの?

一般家庭の寝具、ベッド、リビング、こたつ敷き等に使用されています。
  • 展示会

    「日本の職人展」や各デパートなど、年間20回程出展しています。

  • 京都 エコスタイル製品認定

    平成24年度京都 エコスタイル製品認定されました。柿渋染めシーツ・敷パッド・枕カバー・くつ下等

  • 柿渋染 枕カバー

    黄色ブドウ菌が1/800に減少。抗菌消臭効果は抜群です。更に静電気防止効果により、髪に優しく、天然素材の癒し効果で安眠できます。

  • 日本3大柿渋産地 京都山城

    柿渋は、しぶ柿の果汁を発酵、長期間熟成させた日本の伝統的な塗料・染料です。古来より人びとの生活の知恵により様々な用途に利用されています。

  • 柿渋の効果

    冷涼感の他にも、抗菌防臭や、生地の補強・再生に使用。更に二日酔いの防止、清酒や調味液などの清澄剤にも使用されます。

  • 日本固有の伝統文化「柿渋」の継承

    千年以上もの間、京都・山城の地では、その伝統文化と技が受け継がれております。

会社概要

事業内容 柿渋染のふとん・シーツ・マット・枕等の寝具製造販売
設立 2008年3月
代表者 代表 三桝武男
所在地 〒619-0217 京都府木津川市木津町宮の内9番地
電話番号 0774-39-7428