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株式会社かなだや

地域 京都市内, 山科区
業種 09:食料品製造業
50音 カ行

の仕事

昭和34年より昔ながらの製法と自然素材にこだわり、素材そのものの持つおいしさを生かしたおかきを製造、販売をしています。

自慢の逸品

もち米は、契約農家の滋賀県産羽二重もち米、佐賀県産ひよくもち米を玄米から仕入れ、おかきにあった方法で自家精米しています。蒸し上げて、餅をついて、固めます。 裁断したおかきを筵(むしろ)に干し、自然なひび割れをかえしながらじっくりと待ちます。香ばしく焼き上げたおかきに門外不出の秘伝のたまり醤油をたっぷりと染ませ、ホイロ(時間をかけた余熱乾燥)にかけてカリッと仕上げます。

技術者の思い

製造の各過程で面倒な手作業を惜しまないことがおいしいおかきへのこだわりであり、もち米本来の旨味が味わえるおかきになります。
  1. 自家精米

    手作り工程の最初のこだわりは「自家精米」からです。精米機を使って,丹念に精米し,香りがとばないように熱を避けてゆっくりと磨き上げていきます。
  2. 蒸し・餅つき

    まず水で「洗米」し、同じく「水浸」の工程を経てから『蒸し』にかかります。あくまで自然の風味をそこなわないようセイロを使って蒸し上げます。独自の工夫のある餅つき機によって、熱を徐々にさましながら水を使わず餅につき上げていきます。
  3. 成形・乾燥

    つきあがった餅は『成形』して急激に冷却します。手早く冷やすことによってうま味が逃げず,歯ごたえの良いおかきができるのです。「成形」し終わった餅を一つ一つ丁寧に「切断」すると、次に3日間網棚に並べて『陰干し』をします。
  4. 筵干し

    さらに仕上げには,晴天の日を選んでムシロに一枚一枚広げて、2~3日ゆっくりと自然に乾燥させます。この乾燥工程によって,口当たりの良いおかきに仕上がります。
  5. 焼き上げ・味付け

    回転させながら焼き上げ、天然熟成の自家製たまりしょう油で『味付け』をします。そして,焼き上げの余熱で乾燥させる「ホイロ」の行程を経ておかきが出来上がります。

どんなところに使われているの?

様々な種類のおかきとなってご愛顧いただいています。
  • 「鬼さんしょう」受賞

    「鬼さんしょう」は第25回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞しました。

  • 京ブランド認定商品

    京都吟味百選、京ブランド認定商品です。「鬼さんしょう」、「都のかがり火」、「古代紫」、「素やき好み」

  • 「ピリ辛蓮根」掲載

    「ピリ辛蓮根」(現在製造中止)がソニアのショッピングマニュアルⅢに掲載していただきました。

会社概要

事業内容 米菓製造・販売
設立 1959年
代表者 代表取締役 加名田 タカ子
所在地 〒607-8453 京都市山科区厨子奥尾上町22-1
電話番号 075-591-3261