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株式会社アオイヒートテック

地域 城陽市, 山城
業種 24:金属製品製造業
50音 ア行

の仕事

我社は金属熱処理を専門とする金属加工会社です。金属熱処理は、機械・金属工業製品の生産になくてはならない工程です。
とりわけ、各産業界がより高度化し精密化していく状況にあって、金属熱処理技術には時代とユーザーのニーズに適した水準が要求されています。
当社はこの状況をいち早く察知。次々と開発される新技術に対応するべく1967年より設備投資と人材の育成に四半世紀を捧げてまいりました。

自慢の逸品

弊社Ti(チタン)系薄膜のイオンプレーティング加工では、多層・傾斜化薄膜を施工し長寿命化を実現しました。深穴への付廻り性が良く、お取引様から高評価を頂いております。また、100kg超の大型金型への施工も行っています。

技術者の思い

鋼(はがね)に対する熱処理は、人に置き換えると教育ということになります。どれほど優れた素質(合金元素)をもっていても、その教育方法(熱処理方法)が間違っていれば本来の能力(性能)は引き出せません。そのためにも現在もなお、各大学や研究機関、企業において様々な分野に対する完全な熱処理技術の追求が行われています。当社も常に、それらの中から自社の必要とする技術の取得と社員教育、新規設備の導入を推進しています。
  1. 受注

    お客様との打合せで、ニーズを明確にして最適な加工方法を提案し、仕様を決定します。
  2. セット作業

    個々の製品に応じて決められた熱処理治具に決められた方法でセットします。作業方法を標準化し作業者は標準通りに作業を行います。
  3. 焼入工程

    鋼を熱したあとに急速に冷却すると硬くなります。この性質を利用して製品を硬くする熱処理を「焼入」といいます。決められた熱処理条件(温度、時間、冷却条件など)を熱処理炉に入力し全自動で熱処理処理を行います。
  4. 製品検査

    処理ロット毎に製品検査を行います。表面や内部の硬さ、金属組織の検査を行い、お客様からの要求事項を満足してるか確認を行います。

どんなところに使われているの?

熱処理部品は、多くの製品に使われています。弊社の熱処理技術も、自動車部品、自転車部品や工具金型等に利用されています。
  • 第一工場

    ペースメーカー型ガス浸炭炉を中心に、長年にわたり培った技術を駆使し、ガス浸炭(窒化)焼入れ焼戻し加工を行っております。また、流気式バッチ炉(箱型)によるアルミの熱処理も行っております。

  • 第二工場

    三室ストレートスルー型真空熱処理炉を中心に、真空熱処理全般を行っております。真空熱処理技術は、熱処理の究極の理想といわれてきましたが、現在では普遍的技術とされるまでに発展・普及しています。

  • 第三工場

    PVD方式イオンプレーティング加工を行っております。切削工具・金型などの表面にTiN,TiC,TiCNのコーティングを行うことにより、工具寿命の向上が期待されます。

  • 第四工場

    メッシュベルト式連続浸炭炉を導入しています。小型機械部品の加工を行っております。

  • 品質への取り組み

    2014年12月に品質マネジマントシステムの国際基準である「ISO9001」を取得し、維持継続をしています。

会社概要

事業内容 金属熱処理を専門とする金属加工
設立 2007年4月
代表者 代表取締役 稲垣 勝也
所在地 〒610-0116 京都府城陽市奈島川田47番地
電話番号 0774-52-0045