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株式会社クラモト・工房

地域 南区
業種 41:映像・音声・文字情報制作業
50音 カ行

の仕事

私たちは、印刷という細分化された業界の中で“製作(製造)”という最も大事な工程を長年任されてきました。
多くの企業さまに品質の高さ、難しい印刷物の製作方法のご提案などさせていただくことで大変喜んでいただいております。直接私たちの名前がでることは少ないですが、大手コンピュータのチップメーカーのテレビコマーシャルではありませんがまさに『クラモト入ってる』なのです。
伝統工芸の街、京都でシルク印刷35年。
世がデジタル化、大量生産化の流れの中、もちろんそれを活用しながら、どアナログな手作りであたたかい商品を世に送り出しています。

自慢の逸品

古都京都発信の扇子。このような扇子は同じような絵柄が4~50年続いています。写真は8色のシルク印刷で仕上げた扇子です。多いものでは十数色の柄を印刷することもあります。通常は手書きの場合は、価格が非常に高くなるので印刷方式を用いることにより、お土産屋さん(新京極、関空など)でお求めやすいで価格で提供しています。

技術者の思い

多色塗の場合、印刷品質を維持することが難しくなります。インク材や印刷対象を安定させることが重要となります。印刷対象が、紙質の場合は印刷することにより紙自身がインク材の水分などにより反ったりするためにそのまま印刷すると印刷ずれなどが発生します。このようなことが発生しないよう、空干しや紙のそりをなくすなどの工夫を行い印刷品質を維持しています。
  1. 材料準備

    種々のインク材料から印刷物との相性を考慮しながら適切な材料を選定します。
  2. 製版

    印刷するための版の製作を行います。(協力工場様にて)
  3. 印刷

    位置ずれなどが発生しないように印刷を行います。写真は手刷りですが、通常は自動機にて印刷を行います。
  4. 乾燥

    印刷後、乾燥炉を通してインクを安定させます。

どんなところに使われているの?

印刷対象は、本当にさまざまのものがあります。文字や絵柄などがあるものは、ほとんど印刷されたものです。Tシャツ、ステッカーや、扇子、ゴルフボール、ポチ袋など数え上げたらきりがありません。
  • パッド印刷部門

    印刷対象が平面でない場合などに主に行います。

  • 手刷り印刷部門

    印刷対象が、座布団形状のものでも印刷可能です。

  • 自動印刷部門

    印刷対象が、紙などで印刷枚数が多い場合に、自動印刷を行います。

  • 大型印刷機

    印刷対象が1m×2mの大きさまで印刷できるマシンです。

  • 印刷事例①

    複雑な形状の印刷事例です。

  • 印刷事例②

    複雑な形状の印刷事例です。ゴルフボールにも印刷可能です。

会社概要

事業内容 『油性スクリーン印刷出来るものは何でも』、ステッカー/ビニール製品/検査証入れ/布製品/Tシャツ/バナー/懸垂幕/のぼり/アクリル,硬質塩ビ製品/電飾看板/切り文字/インクジェット印刷/ポリエチレン製品/Uパック/パウチ加工/掛け軸表具/別注額
設立 1988年
代表者 代表取締役 倉本 晃男
所在地 〒601-8176 京都市南区上鳥羽山ノ本町43-1
電話番号 075-694-1099