- 京都ものづくり企業ナビ
- 企業名検索
- 株式会社井筒八ッ橋本舗
株式会社井筒八ッ橋本舗
地域 | 京都市内, 右京区 |
---|---|
業種 | 09:食料品製造業 |
50音 | ア行 |
我社の仕事
八ッ橋は京都の名産品としてよく知られ、日本でも有数のブランド商品です。また京都は、歴史都市といわれる観光のメッカですが、おみやげ品の60%はお菓子であり、その中でも八ッ橋が半数を占めていると言われます。ひとりでも多くのお客様に喜んでいただけるよう、こころを込めて製造し販売しております。
自慢の逸品
八ッ橋の由来は、箏曲八橋流(そうきょくやつはしりゅう)の創始者・八橋検校(やつはしけんぎょう)にあります。
江戸時代、京都で作曲の日々を送っていた検校さんは、日頃からものを大切にしていました。そのため、米びつに残るわずかな米をも貴いものと考え、残った米で堅焼煎餅をつくるよう教えたといいます。検校さんがその生涯を閉じた後、彼の遺徳を偲んでつくられた琴の姿の堅焼煎餅は、京都の茶店で人気を博しました。それが「八ッ橋」と呼ばれるようになり、今に伝わる『井筒八ッ橋』の原点となったのです。
江戸時代、京都で作曲の日々を送っていた検校さんは、日頃からものを大切にしていました。そのため、米びつに残るわずかな米をも貴いものと考え、残った米で堅焼煎餅をつくるよう教えたといいます。検校さんがその生涯を閉じた後、彼の遺徳を偲んでつくられた琴の姿の堅焼煎餅は、京都の茶店で人気を博しました。それが「八ッ橋」と呼ばれるようになり、今に伝わる『井筒八ッ橋』の原点となったのです。
技術者の思い
二百有余年、日々ただお客様のことだけを考えて商いに励んでまいりました。利益を目的とせず続けていくことを大切にした家訓「利益より永続」は、先人が学んできた知恵であり戒めです。それを守ってきたからこそ、現在の井筒八ッ橋本舗があります。
製造プロセス
-
機械で成型
1日約30万個も製造される 『夕子』
機械で、生地のカット、あん入れ、成型を行います。 -
トレイ載せ
機械で成型された「あん入り生八ッ橋」をトレイに乗せていきます。
-
フィルム包装
トレイに乗せた「あん入り生八ッ橋」をフィルム包装し、最後に人の目で検品を行ないます。
どんなところに使われているの?
皆様に愛されるあん入り夕子として、店頭に並びます。
ものづくりを支える仕事
-
祇園本店
祇園本店は北座ビルの1階にあり、井筒八ッ橋本舗は、文化2年(1805年)、初代津田佐兵衞がここ祇園の地で業を起こしました。
-
井筒茶店
歌舞伎の舞台として有名な京都南座前の「井筒茶店」では、十割北座そばなどのお食事メニューや、小倉大納言小豆を使用した善哉などの甘味をご用意しております。
-
京極一番街
人の往来でにぎやかな町の中心部に位置する「京極一番街」。1階では八ッ橋や小倉大納言を使った商品、和雑貨のお買い物、2階ではカフェや八ッ橋の手焼き体験がお楽しみいただけます。
-
追分店(京都東インター店)
「走り井餅」発祥の地にある追分店(京都東インター店)では、「夕子」の生産ラインがご見学いただけます。
-
嵯峨野店
閑静な嵯峨野の里に位置する嵯峨野店は、井筒八ッ橋本舗の数々の銘菓を生産する工場併設店舗です。 昔変わらぬ味を、全国の皆様へお届けしています。
-
新光悦
工場・売店・喫茶など多様な施設を備えた『井筒八ッ橋』の生産拠点が新光悦。南丹市の豊かな自然環境の中で、より品質を極めた『井筒八ッ橋』の製造ラインをご見学いただけます。
会社概要
事業内容 | 和菓子製造・販売 |
---|---|
設立 | 1960年12月06日 |
代表者 | 代表取締役社長 杉野 善彦 |
所在地 | 〒616-8312京都府京都市右京区嵯峨野清水町15 |
電話番号 | 075-861-2121 |