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株式会社土井志ば漬本舗

地域 京都市内, 左京区
業種 09:食料品製造業
50音 タ行

の仕事

明治34年、初代土井清太郎が志ば漬の製造をはじめ、創業しました。
弊社では、志ば漬、千枚漬、すぐき、在所漬、志そ漬きゅうり、ぶぶ漬しぐれ等の京漬物やしそ製品、佃煮の製造・販売をしています。
伝統を大切に先人の知恵に学び、心一新、新たな「志」を旨に研鑽を重ね、精進し、愛される商品作りを目指します。

自慢の逸品

弊社の志ば漬は、京都の大原で栽培されたちりめん赤紫蘇を使用し、塩だけで熟成・発酵させる伝統的な製法で漬け込んでいます。また、伝統の乳酸発酵で漬け込んだ志ば漬は、ほどよい酸味と深い味わいをお楽しみいただけます。一口サイズにしたり、刻んだりと様々な形でお届けできるよう、趣向を凝らして製造しています。

技術者の思い

弊社の志ば漬、千枚漬、すぐきが京都府食品産業協会から「京ブランド食品」の認定を受けました。
「京ブランド食品」は、京都の長い歴史の中で、厳選された素材と伝統的な製法によりつくられた「ほんまもん」の味です。
  1. しその息吹

    春の気配が訪れる頃、大原ではそこかしこでしその種まきの光景が見られます。 この地ではもう800年以上も昔から"しば漬"づくりが続いており、今でこそ全国区となった”しば漬”という名も、その昔は京都・大原の地でつくられたもののみを指す名称でした。
  2. むらさきの葉

    6月、本葉が6枚となると、苗を良く肥えた土に植え替える作業が行なわれます。この植え替えがないと葉が大きく育たないためです。ちなみに植え替えは明日が雨だと思われる前日におこなわれます。
  3. 茄子としそ

    しその葉は茄子といっしょに人が6、7人も入れるほどの大きな樽に漬込まれていきます。
    土井の志ば漬の材料はしそと夏野菜(茄子、胡瓜、茗荷)、そして塩。大原のように乳酸菌が住む環境でないとできない方法なのです。
  4. 熟成

    約 一ヶ月間の熟成がはじまります。大原の土地には志ば漬に適した乳酸菌がすんでおり、程よい重さの下、塩加減、気温と相談しながら、乳酸発酵でしか出し切れないほどよい酸味と独特の紫色を与えてくれます。
  5. 大原の伝統の味

    京野菜、塩、紫蘇、そして乳酸菌と自然の恵みで生まれた「土井の志ば漬」。かみしめるごとににじみでてくる飽きのこない酸味は、胃を刺激し、知らぬ間にお箸がすすんでいることに気がつくはず。紫蘇の香り、いきいきとした歯ごたえ。食べていただければわかるその違いこそ、この大原でしか生み出せない独特の風味なのです。

どんなところに使われているの?

皆さんの食卓でおいしく召し上がってください。
  • 本店

    本店は京都ですが、販売店を大阪、東京、千葉、神奈川、福岡、鹿児島に設けています。

  • 生産部門

    漬物の工程もいろいろとあります。

  • 工場見学

    本店には、生産現場を2Fから見学できるシステムを設けています。熟成館見学や自由見学、映画などで紹介しています。

  • 清水店

    清水寺の参拝や観光客の方が多く訪れていただきます。

  • 祇園店

    近くには、八坂神社、建仁寺、南座などがあります。

  • ポルタ店

    京都の玄関口、京都駅のポルタ街にあり京都に来られた方の多くに訪れていただきます。

会社概要

事業内容 志ば漬 ・ 千枚漬 ・ すぐき ・ 在所漬 ・ 志そ漬きゅうり ・ ぶぶ漬しぐれ、その他各種京漬物・佃煮の製造および販売
設立 1957年3月22日
代表者 代表取締役社長 土井 健資
所在地 〒601-1251 京都府京都市左京区八瀬花尻町41 
電話番号 075-744-2311