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株式会社大京テント工業
地域 | 京都市内, 南区 |
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業種 | 11:繊維工業 |
50音 | タ行 |
我社の仕事
我社は、昭和61年に創業された比較的新しい会社ですが、先代はそれ以前からテント製造に関わっており、扱う商品の知識・製造技術は48年間のノウハウを有する会社です。
自慢の逸品
テント素材には、『キャンパスタイプ』と『フイルムタイプ』に分かれており、要望や、用途・目的に応じて使い分けており、我社では、あらゆる素材、あらゆる形状、あらゆる大きさのテントも製作可能です。
小物テントは、手作業による製作、大物は20mの長さの超音波ウエルダー作業による製作が可能です。
小物テントは、手作業による製作、大物は20mの長さの超音波ウエルダー作業による製作が可能です。
技術者の思い
初代社長(父)から、受け継いだ職人技を駆使した、テント造りから、京都で唯一導入している、超音波ウエルダー、スイス製ライスター融着機を使用して作る大型テントまで、ありとあらゆるテントを作ることができます。
20m×40mの大きさのテントも製作可能です。
20m×40mの大きさのテントも製作可能です。
製造プロセス
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全体位置決め
大きなテントは、工場全体を使い、テント素材を広げて、融着部分の位置を決めていきます。 -
融着部の位置決め
二枚のテント生地をその端を5センチ幅程度に重ねてステンレス床に置き、正確に位置決めをしてからテープでステンレス床に固定します。
この準備段階で正確に位置合わせが出来ていないと、テント生地がずれたまま溶着されてしまいますので、慎重な作業が求められます。 -
ライスター融着
テント素材を重ね合わせ、金型で押さえ、強く加圧した状態で高周波加熱(又は外部伝導加熱)することにより、素材が溶解温度以上となって溶け出します。その後すぐに高周波加熱を停止して急速に冷却すると、素材同士が一体化され溶着されます。 -
手作業による製作
小物テントは、縫製はもちろん、ハンマーとポンチで孔あけをした後、ひとつひとつ手作業で丁寧にハトメを打ち込み仕上げていきます。
どんなところに使われているの?
商業施設の日差し除け用テントなどに使用されています。
ものづくりを支える仕事
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工業用ミシン
テント製造には絶対に不可欠な大きく重厚な造りの工業用ミシン(シンガー/ドイツ製)4機を保有しております。
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ライスター融着機
大型シート用自走式溶着機( ライスター/スイス製)1機を保有しております。
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超音波ウエルダー融着機
高周波ウェルダー(山本ビニター/日本製)1機を保有しております。
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工場内風景
工場は小学校の体育館程の床面積があり、採光性に優れとても明るくクリーンな環境です。
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ライスター専用ステンレス製の床ライン
工場の真ん中に堂々20メートルに渡って敷かれている、ライスター溶着作業の為に造られたステンレス製の床ラインです。この床に生地を置き、その上をライスターが巾継ぎ溶着しながら20メートル近く自走するため、生地を動かす必要が無く、テント倉庫のような大型品の製造が可能です。
会社概要
事業内容 | テント、シート、看板、その他産業資材の製造及び販売 |
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設立 | 2011年6月 (1986年 6月創業) |
代表者 | 代表者 竹内 純司 |
所在地 | 〒601-8151 京都市南区上鳥羽塔ノ森東向町52 |
電話番号 | 075-671-8832 |