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株式会社田中鐵工所
地域 | 京都市内, 伏見区 |
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業種 | 24:金属製品製造業 |
50音 | タ行 |
我社の仕事
弊社は第一種圧力容器、熱交換器各種タンク、ボイラー部品、濾水器 、濾過タンク 製造および製缶板金プレス加工等の厚物溶接と丸製缶で独自の技術を蓄積する専門メーカーです。その中でも大型圧力容器(タンク)の製造を得意にし、長年培ってきた溶接のノウハウを武器に事業展開しています。弊社にはあらゆる溶接に対応できる技術があり、常に社会に貢献できるモノ作りを目指しています。
自慢の逸品
社内設備として5ton、3tonの大型クレーンを2基保有しており、直径3mの大型タンクを製造することが可能です。圧力タンクの板厚は通常の大きさでは6mm~9mmですが大型タンクは9mm~12mmの厚みの圧力タンクが製造可能です。更にトップの蓋部分やタンク側面等も精密溶接を行い、全数を水圧テストしています。
技術者の思い
大型タンク壁の溶接は、ベテラン職人により表と裏の両面から溶接を行う等、強度を確保する工夫を行っています。更に大型圧力容器は出荷前に用途により、消防署またはボイラー協会の立会いで水圧テスト等による漏水確認を行っていますので、自信を持ってお届けいたします。
製造プロセス
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ローラー加工
鈑金を円筒に曲げる工程で、板厚やパイプ径が毎回異なるのを、永年の経験により正確に曲げて円筒に加工します。 -
曲げ加工
300tonの大型プレス機により曲げ加工を行います。熟練職人により、板厚と曲げ径が異なっても設計どうりの曲げを行います。 -
タンク取付ベース加工
タンクを固定するためのベースを製造します。固定の方法や組立加工はベテラン職人でないと難しい仕事です。 -
溶接工程
仮溶接による組立て後に、熟練職人により本溶接を行います。 -
仕上げ
溶接後のバリを研磨して取り除き、仕上げを行います。
どんなところに使われているの?
ボイラーや濾過機用圧力タンクとして、蒸気や水を使用する工場で使用されています。
ものづくりを支える仕事
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無災害表彰
京都金属プレス工業会により毎年、無事故を表彰いただいています。
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水圧検査(品質確認)
ボイラー協会により圧力容器の水圧検査を行います。ケースにより消防署での検査を行います。写真は消防署の検査手順です。
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京都労働局許可
京都労働局より第1種圧力容器製造許可工場の認定を頂いています。
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大型クレーン
大型タンクを搬出するために工場には、大型クレーンを設置しています。 5ton:2基、3ton:2基
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大型油圧プレス
300tonの大型プレスで大物を曲げ・プレスします。
会社概要
事業内容 | 第一種圧力容器、熱交換器各種タンク、ボイラー部品、濾水器 、濾過タンク 製造および製缶板金プレス加工 |
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設立 | 1958年11月 |
代表者 | 代表取締役社長 伊藤 晃裕 |
所在地 | 〒612-8284 京都府京都市伏見区横大路畔ノ内町1番地 |
電話番号 | 075-621-3434 |