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株式会社近畿レントゲン工業社

地域 京都市内, 上京区
業種 27:業務用機械器具製造業
50音 カ行

の仕事

1946年の創業以来、X線 装置の専業メーカーとして事業に取り組んでおります。
医療分野では、歯科用/耳 鼻科用各種X線診断装置(いわゆるレントゲン)、工業分野では、食品の異物混入検査用X線発生装置、靴や衣類の検品用X線 装置、さらに真珠貝用X線検査装置の製品化をもって社会に貢献しております。また、大学および企業との共同研究を積極的に行うこと で、様々な分野での事業展開を目指しております。

自慢の逸品

①3Dへの対応ソフト標準採用:MPR(Multi Planar Reconstruction)は歯科用CT撮影により取得したZ軸スライスデータを再構成し、正面及び水平断面を生成し、求められる位置のスライス面を求める方向で見ることのできる機能です。3種類の断面に該当する、それぞれの軸を移動させることにより、求める位置の断面が確認でき、また軸の回転機能を利用すると、座標軸に対し垂直ではない方向の断面も確認することができます。
②画像処理ソフトの基本画面:直感操作により歯科用CTによる三次元画像診断が可能です。

技術者の思い

これまでの活動は、平成24年度、経済産業省による電子・エネルギー分野ニッチトップ企業への選出や、中小企業庁による平成24年度ものづくり補助事業者への選出として実を結んでいます。今後より一層X線を究め、更なる社会貢献に努めることがわれわれ社員の生活向上にも結び付くと信じ、企業活動を継続して参ります。写真は、2015年3月31日に発行されました『X線分析の進歩46(X線工業分析 第50集)』において、弊社社員の執筆した解説論文「X線発生装置の原理と設計」が掲載されました。
  1. 設計

    医療機器の設計を行うには、薬事法や安全規格など要求事項を満足した設計を行う必要があります。
  2. 加工

    設計に基づいて、部品加工を行います。ただ、大部分が協力工場様にて行います。
  3. 組立

    装置にいろいろな部品を組み付けていきます。
  4. 検査

    装置として、安全規格や仕様を満足しているか検査を行います。

どんなところに使われているの?

歯科、耳鼻科などの診断装置や工業用の非破壊検査として靴や真珠貝などの検査器などとして使用されています。

  • 管理・事務部門

    営業や、総務、経理業務などを行っています。

  • 設計部門

    いろいろなアイデアを考えながら日々 新しい商品の設計を行っています。

  • 製造部門

    製造部門は本社と石薬師町のテクニカルセンターにあります。写真はテクニカルセンターです。

  • 展示会出展

    展示会にもいろいろと出展しています。写真は2015年4月11日(土)・12日(日)に大阪ATCホールにて開催されました近畿デンタルショー2015の時のものです。

  • メディア掲載

    2017年8月25日付け、日刊工業新聞に当社X線発生装置の紹介記事が掲載されました。“京都地域スーパークラスター SiC搭載製品の実用化進む”他にも数々のメディアに掲載されています。

  • メディア対応

    当社の技術が評価され、2015年6月NHK TV番組 「NEXT 未来のために」にて取り上げられました。

会社概要

事業内容 1.医療用X線装置の設計・製造・販売 2.歯科用X線装置の設計・製造・販売 3.工業用X線装置の設計・製造・販売 4.これらに付帯する業務
設立 1958年12月23日
代表者 代表取締役 勝部 憲二
所在地 〒602-0029 京都市上京区室町上立売上る室町頭町259番
電話番号 075-441-3234