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森木箱店
地域 | 山科区 |
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業種 | 12:木材・木製品製造業 |
50音 | マ行 |
我社の仕事
森木箱店は桐箱をはじめとした木工製品を製作、販売しています。オーダーメイドの木箱製作として、要望に合わせた唯一一点の商品を作り出しています。
伝統工芸の指物に、京都の息吹が吹き込まれた京ものの逸品、森木箱店の木箱や桐箱。「自分の思い出の品々を大切に保管したい」「大事な人への贈り物を入れたい」などなど、あなたの想いを森木箱店が形にします。
伝統工芸の指物に、京都の息吹が吹き込まれた京ものの逸品、森木箱店の木箱や桐箱。「自分の思い出の品々を大切に保管したい」「大事な人への贈り物を入れたい」などなど、あなたの想いを森木箱店が形にします。
自慢の逸品
掛軸の塗料が崩れないように保存するための太巻と呼ばれる桐の芯材です。軸棒を収容して巻きつけて使用します。木材から綺麗な円柱を製作するためには様々な工具が必要となり、これに対応できる企業は京都でも多くはありません。
技術者の思い
手入れの行き届いた職人の道具で仕上げた製品は、艶が長持ちします。内側まで、研ぎ澄ました刃物での仕上げが施された木箱は、中の経年変化にも歴然と差が出てくるもの。そして平面の手触りはもとより、角の面取りの丸みの違いは、職人の腕の見せ所と森木箱店ではかんがえています。
製造プロセス
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木工材の乾燥
十分に灰汁抜きをしてよく乾燥させる -
削り/ 木釘
刃物(鉋等)で一つ一つのパーツの両面を削る。接合する部分を刃物(のみ等)で丁寧に削りあげる/ 木で釘を作る -
木組み
微調整をしながら一つ一つのパーツを組み上げ、箇所によっては木釘で接合する -
とのこ仕上げ
粘土を焼いて粉状にしたものを水で溶き、全体に塗る。乾いたらサンドペーパーをかける -
最後の仕上げ
モクセイ科のイボタの木に寄生する虫の分泌物を集めて作った蝋で艶出し、表面の保護仕上げをして出来上がりです
どんなところに使われているの?
記念品や御贈答品、国宝級の美術工芸品の保管に使用される桐箱を作成しています。
ものづくりを支える仕事
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作業場
たくさんの工具、木箱に囲まれて製作しています。
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工具
様々な道具を用いて作成します。
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展示会出展
京都、東京の各種木工品作品展示会に参加しています。
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専門校の講師
京都伝統工芸大学校の木工科で、伝統工芸の技法や組みの仕方を教えています。
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メディア掲載
京都放送テレビ番組 タイムリー10に出演しました。(京都岡崎 伝統工芸ふれあい館にVTR保存)、朝日放送ココイロ 同じく朝日放送の一子相伝、和風総本家、MBSの所さんのお届け物です、にも出演しました。