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黄桜株式会社

地域 京都市内, 伏見区
業種 10:飲料・たばこ・飼料製造業
50音 カ行

の仕事

初代松本治六郎が、大正14年に伏見の名水の恵みを生かした酒蔵として創業しました。2代目松本司朗は、進取の精神でマス媒体での広告展開を始め、イメージキャラクターとして「カッパ」が定着しました。また、近代的な酒造工場を完成させ、首都圏を主力市場として全国に販路を拡げました。
黄桜は、お客様に親しみやすく手頃な商品をお届けするだけでなく、日本酒をもっと身近に感じられる場をご提供することで、黄桜への、ひいては清酒文化への理解を深めていただきたいと考えています。

自慢の逸品

写真は、超特撰 黄桜です。 大吟醸第4回インターナショナル・サケ・チャレンジ 「大吟醸・吟醸の部」において最高賞受賞。
「山田錦」を時間をかけて丹念に磨き、杜氏伝承の手造りによって低温発酵させた大吟醸酒です。豊かな香りと深い味わいをお楽しみください。

技術者の思い

伝承の技と先進の設備が醸し出す黄桜の味。
高度精白(吟醸酒用)などでの、コンピュータ制御による精米工場の全自動化、酒造りで最も重要な麹造りにおいては蒸米の状態や製麹経過と麹の出来を化学的に解析するなど、近代化された工場内でも、精米の仕上がり具合、浸漬・蒸米の出来具合、麹・酛・醪の状態、醪のとけ具合など、杜氏や伝承の技を受け継いだ技術者たちは、あらゆる工程で厳しい目を光らせています。これらの黄桜らしい雅な味わいは、杜氏を頂点とした人と技術の調和の中で熟成されます。
また、京都初の地ビール「京都麦酒」。大手メーカの製造方法とは異なる、酵母を残し、風味や味わいを構成する様々な成分を生かすために、あえて適度なにごりを残すゆるやかな「ろ過」を行って旨味を残しています。
  1. 精米・洗米・浸漬・蒸し

    米をお酒の種類に応じて精米し、白米表面に付着している米糠を取り除くために洗米し、吸水時間の管理を行いながら浸漬し、コメの外側はベタつかず、内側に適度な水分を含む「外硬内軟」に蒸します。
  2. 麹造り

    蒸し米に麹菌を加え米麹を作ります。
  3. 酛(酒母)・醪造り

    仕込み水に米麹、蒸米、酵母を加えアルコールの発酵の母体となる酒母を育て、これを3段階に分けて加え、醪を作ります。
  4. 充填

    仕込み後、約28日間を経た醪を絞ると新酒が出来上がります。後に残ったものが酒粕です。出来上がった新酒は香味の調整と「冴え」をよくするために、ろ過を行った後、ビンに充填します。
  5. 検査

    異物が混入していないかなど、目視や専用の機器で厳重に検査した後、箱詰めされます。

どんなところに使われているの?

友達と楽しく飲んだり、一人でじっくり味わったり、料理とお酒を美味しくいただくなどいろいろなお酒の楽しみ方があるかと思います。
  • 営業部門

    関西支店では、近畿2府4県の、卸店・小売店・料飲店に対して、自社で製造した清酒・地ビールの販売活動を行っています。

  • 製造部門

    黄桜のビール造りは、京都・伏見の地ならではの特長を生かし、手間暇をかけた小規模醸造で作り手の顔が見え、その思いが伝わるものでありたいと考えています。

  • 伏水蔵

    日本初!日本酒醸造蔵と地ビール蔵を同時に見学♪酒造りの魅力に触れてみませんか?

  • ビール製造ライン

    伏水蔵内に吟醸酒の製造ラインとビールの製造ラインがあります。

  • 表彰

    全国の新酒鑑評会において、多数受賞しています。

  • カッパ(マスコットキャラクター)

    当社のマスコットキャラクターです。皆さんもTV等でおなじみかと思います。

会社概要

事業内容 清酒・地ビール・焼酎等の製造販売、京料理「祥風楼」・地ビールレストラン「カッパカントリー」・「伏水蔵」等 直営店の経営
設立 1951年12月
代表者 代表取締役社長 松本 真治
所在地 〒612-8046 京都府京都市伏見区塩屋町223番地
電話番号 075-611-4101