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イーセップ株式会社
地域 | 山城, 相楽郡 |
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業種 | 16:化学工業 |
50音 | ア行 |
我社の仕事
膜分離技術は将来の化学・石油産業のプロセスを簡略化し、エネルギー消費を劇的に削減するための有望な技術の一つです。イーセップ株式会社は簡易、エコ、且つ効率の良い分離のための膜分離技術の開発と提供を行ないます。基幹材料となるセラミック製の機能性分離膜の製造とそれを活用した省エネ機器に焦点を置き、セラミック分離膜事業の世界シェアNo.1を目指します。注力事業は①水、②水素、③CO2の分離。
自慢の逸品
産学連携による技術開発を中心に、例えば膜有効細孔径が0.3〜0.4 nmのセラミック分離膜を開発し、水(0.30 nm)と酢酸(0.43 nm)などの分子レベルでの分離が可能な膜として、製品展開を行っております(写真1)。現行の蒸留では分離に多大なエネルギーを要しているアルコールや有機酸の脱水も、開発した分離膜の適用によって60%以上の大規模な省エネが期待されます。
技術者の思い
ナノセラミック分離膜の電子顕微鏡による断面像を示します。大きく分けて3層構造になっており、粒子の粗い下地である多孔質支持体の上に、数百nmの微粒子で形成された中間層が観察されます。中間層上部の膜表面は分離層であり、数百nm〜1μmの膜厚で中間層の上部に欠陥無く形成されています。
製造プロセス
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セラミック支持体の製造
仕入れた多孔質セラミック管を利用して、分離膜層を形成させる下地加工を行います。 -
表面塗布液の調合
ナノ分離膜層を形成させるためのナノ粒子液を調合します。 -
ナノ分離層形成処理(焼成)
セラミック管表面に、ナノ粒子を焼付け、ナノ細孔構造を形成させます。 -
膜欠陥検査
製造したナノセラミック分離膜に欠陥がないか検査します。傷があれば、ピンク色で着色されます。写真上段は傷あり(不合格品)、写真下段は無傷(合格品)。 -
膜透過分離試験評価
ガスクロマトグラフ(GC)などを用いて、所定のガスまたは混合液の分離性能を検査します。
どんなところに使われているの?
化学溶剤の分離など、各種化学機器の分離フィルターとして装置内部に搭載されます。
ものづくりを支える仕事
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【営業/企画】
展示会、発表会と口利きでのお話しが多いです。
(写真は新価値創造展2015 in Kansaiにおける弊社展示) -
本社事業所/研究所
けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)内
事業所:KICK106号室
研究開発:KICK108・109号室 -
技術開発センター
技術開発の加速のため、京都市成長産業創造センター内502号室に弊社技術開発センターを準備中です。
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ベンチャー目利き委員会Aランク認定
弊社事業「セラミック膜細孔径の超精密制御と省エネ機器への応用」が京都市ベンチャー企業目利き委員会よりAランク認定
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京都エコスタイル製品に認定
弊社のナノセラミック分離膜が京都産業エコ・エネルギー推進機構による平成26年度京都エコスタイル製品に認定
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京銀・KIIPPビジネスフォーラム
「ナノセラミック分離膜の開発とエネルギー産業への展開」と題したプレゼンテーション
会社概要
事業内容 | 膜分離システムの設計、開発、販売、コンサルティング、調査 |
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設立 | 2013年10月 |
代表者 | 代表取締役社長 澤村 健一 |
所在地 | 〒619-0238 京都府相楽郡精華町精華台7-5-1 けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK) |
電話番号 | 【mail】esep@esep-membrane.com |