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光アスコン株式会社

地域 京都市内, 伏見区
業種 21:窯業・土石製品製造業
50音 ハ行

の仕事

全国的に産業廃棄物の最終処分場が逼迫する中で、早くから取り組んできた、アスファルトプラントによるがれき類のリサイクル事業やRPF事業等を加えた総合的な廃棄物リサイクルシステムの構築を目指すとともに、リサイクルにはなじまない感染性廃棄物等については焼却による衛生的で安全な処理を行うことにより、廃棄物処理に伴う環境負荷の低減や地球温暖化対策に寄与することを目指しています。

自慢の逸品

RPFとは「Refuse Plastics・Paper Fuel」すなわち「プラスチック及び紙から得られる燃料」の略です。 産業廃棄物を主体とし、特定の事業所から排出される特定のプラスチック・紙を原料としているのが特色です。資源エネルギーを輸入に頼っている日本にとって、RPFは重要な資源であり、すでに製紙産業、セメント産業、鉄鋼産業等の熱エネルギーを利用する産業での廃棄物燃料として、導入が活発になってきています。廃棄物をRPF化すると燃焼カロリーが安定(石炭と同等)になると共に、輸送性や貯蔵性が向上するなど燃料として使いやすくなる多くのメリットが生じます。これによってエネルギー回収の優れた多様なシステムを実現することが可能となります。

技術者の思い

建設工事の施工に伴い、発生する建設廃材(アスファルト及びコンクリート廃材)のリサイクルは、地球規模で循環型社会の構築を目指し、生活環境の保全を図るという観点から必要不可欠であり、非常に大切な役割となっています。舗装資源として活用するだけでなく、新たな資源開発へと着手し、より一層の再利用の促進・再資源化に努めます。
●循環型社会を先取
建設廃材のリサイクルを全国に先駆け研究・開発し、30有余年前に事業化して、省資源、環境破壊の防止並びに循環型社会に貢献しています。
  1. 回収・配合

    各事業所から排出される紙と廃棄プラスティックを適量に配合します
  2. 破砕

    材料を細かく破砕します。重量異物は機械で除去します
  3. 成形

    破砕した材料を圧力と温度を掛けて小さなペレットに成形します。
  4. 保管・配送

    固形燃料は石炭の代替えとして熱エネルギーに再資源化されます

どんなところに使われているの?

大手製紙会社様などでボイラーの燃料として使用されます
  • クリーンセンター焼却施設

    主として、医療関係機関から排出される感染性産業廃棄物等の可燃性産業廃棄物を受け入れ、24時間連続運転の焼却炉で焼却処理を実施しています

  • 環境取組み

    ISO14001で環境取組みで認証されています。①クリーンセンターにおける産業廃棄物(特別管理産業廃棄物を含む)の収集運搬及び中間処理(焼却)②RPFセンターにおける産業廃棄物の圧縮固化

  • 社会貢献

    千両松地域エコ協議会で地域清掃、イベントに積極的に参加。JAICAからの依頼で医療系廃棄物の適正処理についての研修会開催

  • 産業廃棄物収集運搬車両

    全保有台数  6台
    1)低排出ガス車の導入
    2)低燃費車の導入

  • 電子マニュフェスト

    排出事業者は産業廃棄物を委託して処理を行う場合、マニフェストを交付する必要があります。現在、マニフェストは紙マニフェストと電子マニフェストの2種類があります。

  • 事務所

    営業、マニュフェスト作成管理等の事務、経理関係を行っています。

会社概要

事業内容 アスファルト舗装合材製造・販売、RPF(固形燃料)製造販売、建設廃材リサイクル、産業・医療廃棄物処理
設立 1979年10月
代表者 代表取締役 喜多川 光世
所在地 〒612-8244 京都市伏見区横大路千両松町78
電話番号 075-601-2311