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大槻工業株式会社

地域 京都市内, 右京区
業種 15:印刷・同関連業
50音 ア行

の仕事

京都、西陣という地場産業の一旦を担う金銀糸材料の加工に始まり、その当社独自の技術を最先端の工業材料分野に広めて、電子機器部品材料および種々の産業素材となるプラスチックシート材料の印刷加工(コーティング)をしている会社です。

自慢の逸品

写真は、コロナ処理している状況です。コロナ処理とは、プラスチックフィルム等の基材表面をコロナ放電照射により改質させる表面処理技術です。コロナ処理を施すことにより、基材表面が改質され、インク、コーティング剤、接着剤等の濡れ性と密着性が向上します。一般的にプラスチックフィルムは、表面張力が低いため、印刷やコーティングの際、接着不良等の問題が発生するケースが多いです。しかし、コロナ処理を行ないますと、基材の表面張力が大幅に向上しますので、密着力が向上します。

技術者の思い

京都の地場産業の一旦を担う金銀糸の製造で培った”塗る”という技術において、どこにも負けないと自負しています。様々な機能性樹脂をフィルムに塗る(コーティング)ことによって最先端の電子機器に不可欠な部品として活躍します。古くから伝わる技術と最新鋭のマシンが一体となって生まれる製品こそが、”望まれる”モノ作りの基本です。この精神をこれからも伝承していきます。写真は、当社の最新鋭設備です。
  1. 打合せ

    当社の商品は、顧客ごとに仕様が異なるために、顧客の要求を十分に聞き仕様に落とし込みます。
  2. 設計・開発

    顧客のニーズに応じた機能設計を行います。
  3. 試作

    要求仕様を満足させるために、設計に基づいて試作を行い性能を確認します。
  4. 量産

    試作で、量産レベルの性能が確認できると、品質を維持しながら量産を行います。
  5. 検査

    仕様を満足した商品ができているか、確認のために検査を行います。

どんなところに使われているの?

当社の製品は様々な分野で活躍しています。しかしながら、これが”当社の製品です”と見えるものはありません。歌舞伎なら俳優ではなく”黒子”です。
  • 製造部門

    ダイレクトグラビアコーター(遠赤外線方式)、コロナ放電処理機、リワインド検反機など様々な機械によってシートが加工されています。

  • 営業・総務・経理部門

    ワンフロアーになっていて、仕切りも無く明るい感じで仕事しています。社長も同じフロアーで仕事しています。

  • 研究開発部門

    お客さまのニーズに副った開発と、様々な検査機器を用いた検査業務が行われています。

  • 食堂

    お昼はゆったりとテレビを見ながら食事。お茶、コーヒーの給茶機もあります、お好きな飲み物をどうぞ!

  • シャワールーム

    夏場の作業は大変暑いので、汗を流して帰れるよう、シャワールームもあります。但し、男子用だけです。

  • 環境への配慮

    気汚染防止のため、関西地域では初めての白金触媒式脱臭装置を導入して環境汚染防止に努めています。また、きれいに浄化された熱風は工場内へ熱源として再利用して省エネ対策を行っています。

会社概要

事業内容 ポリエステルフィルムを主体とするフィルムベースの表面コーティング加工
設立 1965年4月1日
代表者 代表取締役 大槻 亨
所在地 〒616-8113 京都府京都市右京区太秦野元町12-5
電話番号 075-871-7777