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山田化学工業株式会社

地域 京都市内, 南区
業種 16:化学工業
50音 ヤ行

の仕事

当社は、ウールやナイロンを染色する繊維用の染料の他、CD-R、DVDなどの光記録色素やフラットパネルディスプレイといった電子デバイス、光化学関連の色素など、目に見えるものから見えないものまで、多種多様な色素を開発製造しています。近年は、これまで培ってきた機能性色素の分子設計・合成技術を活かして多様な色調と発色・消色特性に優れた製品を開発し、お客様それぞれのニーズに応じた高付加価値製品を手掛けています。

自慢の逸品

ジアリールエテン化合物は、1988年に入江正浩教授(現 立教大)によって初めて合成・報告されたフォトクロミック色素です。紫外線照射により開環体が閉環構造をとり、着色体となる六員環構造を形成します。また、閉環体に可視光を照射する事で、再び開環し元の構造に戻ります。この様な光スイッチング機能を利用して、様々な分野への応用が期待されています。自慢の逸品写真は、動画ですので下記アドレスを参照ください。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=2gaVGSG0Eqw

技術者の思い

お客様それぞれのニーズにあった機能や特性を持った色素を開発するのは、苦難困難の連続です。研究開発担当者が幾通りもの方法でいくつもの試作品を合成し、お客様が満足するものが出来上がって、ようやく製品として上市されることになります。
写真は、紫外線を照射して発光している有機ELです。
  1. 商談

    お客様からの問い合わせ、当社からのアポイントにより、お客様のニーズを把握し、ニーズにあった当社製品の提案を行います。
  2. 試作

    お客様のニーズにあったサンプルを合成します。
  3. 製造

    お客様と仕様を取り交わし、注文に応じて実機で製造します。
  4. デリバリー

    お客様の納期に合わせて、納品します。

どんなところに使われているの?

光、熱、電場、圧力など外部エネルギーによって物質変化をもたらす色素は、電子情報分野の表示デバイス、エネルギー変換材料、記録材料、衣料など幅広く利用されています。
  • 営業・研究開発部門

    お客様のニーズにいち早く応えるため、営業、研究開発が一体となって活動しています。

  • 製造部門

    プラント設計、施工、設備の維持管理、中規模から大規模プラント製造、工程管理を行っています。

  • 管理部門

    品質保証、資材調達、労務管理を行っています。

  • 品質管理部門

    商品の品質を管理しています。

会社概要

事業内容 染料・機能性色素の開発、製造、販売 化学品の受託製造
設立 1949年4月1日
代表者 代表取締役 山田 新平
所在地 〒601-8105 京都府京都市南区上鳥羽上調子町1-1 
電話番号 075-691-4111