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川勝商事株式会社

地域 京都市内, 中京区
業種 11:繊維工業
50音 カ行

の仕事

京友禅・・・
 先達が創り出し、育み、完成させたこのうつくしい伝統文化を、私たち川勝は、川勝にしかないオリジナリティを誇りに、日本文化の源流である京都で60年にわたって創り続けて参りました。
 この歳月と技の積み重ねにより、皆さまよりいただくようになった「染の川勝」という名は、何よりのお褒めの言葉であり、私たちの「ものづくり」の原動力となっております。

自慢の逸品

鮮やかな朱地に金箔で大きく動きを表すエ霞に草花をあしらい、手描き友禅の技法で丁寧に表した花の一部を手刺繍にて加飾し、絹糸のつややかな光沢を添えて画面から浮き上がってくるような奥行きを感じられる華やかな本手描き振袖です。

技術者の思い

尾形光琳の紅白梅図屏風のモチーフをアレンジした訪問着。濃い地色と大きな観世水をバックに繊細で伸びやかな梅と竹とをあしらっていますが、背景の大胆さに負けないよう力強く表現しています。
  1. 図案考案 ・下絵

    美術工芸品などの資料をもとに、染匠たちが模様や色彩の配置バランスを考え図案を考案。その図案にもとづき、白生地に青花液で模様を描いていきます。
  2. 伏糊・引染

    糸目糊でかこんだ後、模様の部分に糊を置き、その上に防染の為、挽粉(ヒキコ)をふりかけます。その後、刷毛で2~3度重ねて染め上げます。
  3. 蒸し ・水元〈ミズモト〉(水洗い)

    引染の終わった生地を蒸し箱に入れ、地色を定着させるために何度も繰り返し蒸します。その後、水をたっぷり使い余分な染料や糊を洗い落とします。
  4. 金彩 ・刺繍

    金・銀の箔や粉を使い、豪華な雰囲気を作ります。また、絹糸・金糸・銀糸を使い模様に気品と華やかさ、ボリューム感を持たせます。

どんなところに使われているの?

自分の記念すべき日や、友達の結婚式、お茶会、観劇、祝賀会やちょっと気分転換に、着ていただければと思います。
  • 商品部(製造部門)

    創業以来積み上げてきた技術、ノウハウ、人材を駆使し、すべて図案から一枚いちまいオリジナルで創り上げます。

  • 営業部(販売部門)

    全国一流専門店、呉服店へ企画販売及びルートセールス

  • 総務部(販売管理・事務部門)

    お客様が求めているものをいかに表現するか、いかに染匠に思いを伝えることのできる人材育成に力を注ぎます。また、広告媒体を通じ宣伝広告も行っております。

  • 展示会出展

    定期的に展示会や内見会などを開催し、当社の商品、技術をアピールしています。

会社概要

事業内容 高級染呉服製造卸売業
設立 1956年
代表者 代表取締役社長 川勝 基弘
所在地 〒604-8277 京都市中京区西洞院通姉小路上ル三坊西洞院町572番地
電話番号 075-241-4111