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有限会社田中製作所
地域 | 京都市内, 伏見区 |
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業種 | 26:生産用機械器具製造業 |
50音 | タ行 |
我社の仕事
弊社は1965年の創業から現在まで、主にPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂製品成型用の金型を設計、製作しています。 PPSは金属の代替樹脂として誕生しました。耐薬品性と、高い強度をもつため、多くの機械・機構部品に使用されています。
自慢の逸品
シール性など精密さが要求される部品や、従来金属で加工されていた部品を当社の得意とするPPS樹脂を用いて成型する金型を製作しています。写真はその金型で成形された部品です。シール性に関しては、シール性を確保するための部品同士の精度が要求されるために数ミクロンから数十ミクロンの寸法精度を出すのはもちろんのこと、面精度や相手の形状を考慮した形状に仕上げるとともに、PPS樹脂の特徴を生かした、高強度、耐熱性、寸法安定性の高い部品を成型することができます。
技術者の思い
PPS樹脂を成型する場合、ガラス入りの材料を用いられることが多いために、金型摩耗が進みます。このためにこの摩耗ができるだけ軽減できるような金型形状やまたガス抜き用の金型形状を設けるなどして、常に安定した製品が成型できるように金型を製作しています。また、写真のように製品の外形部分や内径部分にも成型にてネジが成型できる金型も製作しています。
製造プロセス
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設計
部品の形状に応じた金型を設計します。どのような形状の金型にするかで金型メーカの実力が問われます。 -
部品加工
金型用の部品を加工します。 -
検査
必要により部品形状が指定通りの寸法に仕上がっているか、3次元測定器などで検査を行います。 -
組立
金型部品を組み立てて、金型の完成です。
どんなところに使われているの?
自動車のセンサ部品や住宅関連の給湯器、熱交換機など幅広い分野で使用されています。
ものづくりを支える仕事
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製造部門
1Fにて放電加工以外の部品加工や金型組立を行います。
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放電加工部門
2Fにてワイヤ放電加工機 2台、型彫り放電加工機2台を設置しています。
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設計部門
1Fの加工部門の横に設計部門があります。
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事務部門
会社全般の事務(営業・経理・総務)業務を行います。
会社概要
事業内容 | プラスチック金型・設計・製作・精密部品加工・試作加工 |
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設立 | 1999年7月 |
代表者 | 代表取締役 田中 誠人 |
所在地 | 〒612-8388 京都市伏見区北寝小屋町70番地 |
電話番号 | 075-611-1834 |