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有限会社神工建設

地域 城陽市, 山城
業種 12:木材・木製品製造業
50音 サ行

の仕事

当社は、平成13年に型枠工事会社として創業しましたが、現在では再生型枠パネルのサービスを主力に事業を行っています。現時点で再生型枠パネルサービスを提供しているのは国内でも当社のみです。国内の木材供給量が少なくなる中、少しでも木材を転用させ、長く使うことができる再生型枠パネルは、無駄な焼却資材を減少させます。建設業では、建物を建てるだけでなく、未来のために、環境問題に目を向け、より資源を守れる取り組みが大切です。

自慢の逸品

<国内唯一の型枠パネル再生サービス>
従来、型枠パネルは会社ごとに人力で張り替えが行われていましたが、過大な労力と人件費を使います。本サービスは、お客様からお預かりした使用済みの型枠パネルのベニヤ板を剥し、剥し終えた桟木に新たなベニヤ板を張り直してからお返しするサービスです。桟木を再利用してベニヤ板だけを新品に交換しますので、新品パネルを買うよりも安価なうえ、桟木も丈夫なラワン材のものであれば数回の繰り返し利用が可能で、継続的にお使い頂くことで施工コストの圧縮に役立ちます。4t車に満載の型枠パネルを再生した場合、新品購入よりも10万円程度安くすることが可能です。お陰様で口コミで拡がったことで、現在の取引先は約100社以上になりました。

技術者の思い

<ベニヤ剥がし「ぺらぺらくん1号機」>
当社が型枠の施工を事業として行っていたとき、受注が減少する中で利益を確保するために型枠パネルのベニヤの張り替えを人力で行っていました。しかし、手作業でベニヤ板と桟木の分離をやってみたところ作業効率が悪く、コスト削減には繋がりませんでした。そこで、この分離作業を機械化してしまえば効率よく作業ができ、コストの削減にも繋がるものと考えたことから型枠パネルの分離装置「ペラペラくん1号機」を開発することとなりました。最近では、様々なサイズの型枠加工材の解体が出来る「ペラペラくん2号機」の開発にも成功し、自社内で型枠パネルの分離を行えるようにいたしました。
  1. ベニヤ剥がし

    「ペラペラくん1号機」で桟木からベニヤ板を均等に剥します。
  2. 釘じまい

    剥したベニヤに付いている釘を抜いていきます。
  3. 枠のオイル塗布処理 

    枠(桟木)をオイル塗布し、長持ちにさせます。
  4. 枠のケレンと新品ベニヤ張り 

    枠とベニヤ板の精度を上げるため、枠の表面を一定の高さに整えます。
  5. 釘打ち工程

    スクリュー釘が回転しながら入ります。高速且つ正確に打ち込むことにより完成度の高い製品が完成します。

どんなところに使われているの?

ビルや道路等の建築現場でコンクリートを流し込む枠(型枠)に使用されています。
  • 京bizX(京都テレビ)

    2017年9月15日に京都テレビでペラペラくんを取り上げて頂きました。Youtubeでご覧頂けます。

  • ニュースレター

    毎月ニュースレターを作成しております。外国人技能実習生を積極的に採用しており、インドネシアやベトナムなど様々な国からの実習生には、日本語でのやりとりで仕事をしてもらっております。

  • 関連会社

    株式会社神組
    型枠工事で京都の街並みを創っています。

  • 中古型枠パネル買い取り事業

    使わなくなった、増えすぎたパネルは置き場所の無駄や焼却費がかかります。すべてを買い取れる訳ではありませんが、再生利用できるものを買取、少しでも環境を守っていけるような取り組みを行っております。

  • 展示会

    関連会社の(株)神組と協力しながら、合同企業説明会などの展示会に参加し、再生型枠パネルについて説明しております。

  • 親睦会

    関連会社の(株)神組と安全協力会『神和会』を結成し、毎年BBQやボーリング大会を行って、コミュニケーションを深めております。

会社概要

事業内容 再生型枠パネル事業、中古パネルのベニヤ剥し事業、中古資材買取事業
設立 2001年3月
代表者 代表取締役 神 睦典(むつのり)
所在地 本社 〒610-0111 京都府城陽市富野南清水54-6
 工場 〒610-0323 京都府京田辺市水取寺ヶ谷55
電話番号 0774-56-6270