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有限会社近藤和紙染工芸

地域 山城, 八幡市
業種 11:繊維工業
50音 カ行

の仕事

和紙に友禅柄を手作業で染めていく会社です。この友禅紙は主に千代紙・和紙人形・お茶缶・正月飾りなどに使われております。日本全国にある紙漉きの名産地との取引をさせてもらい和紙(楮紙・雁皮紙・もみ紙など)の卸業もしています。

自慢の逸品

創業から続くオリジナルの友禅柄1000柄を越えた柄 その柄をふんだんに使った友禅紙や千代紙があります。和紙にもこだわりがあり、オリジナルの風合いを出すために福井県の紙漉きの工場さんに友禅紙専用に漉いてもらってます。

技術者の思い

当社ではすべて手作業で行うため、四季によって和紙の地合いや、糊(インク)の硬さや和紙に染み込む濃度・色彩などその都度調整をしていきます。また商品の品質向上のため道具の手入れや自分自身の体調管理に重点をおいて作業に取り組んでおります。
  1. 貼り

    板に糊をなじませた後、和紙を貼っていきます。
  2. 染め

    それぞれの色の分に彫られた型を、一色ずつ色を重ねて染めていきます。
  3. 糸目

    模様の縁部分に糸目をつけ、隣り合う色が混ざるのを防ぎます。
  4. 乾燥

    染めた直後もホコリや湿度から和紙を保護。更に室内に干し、自然乾燥させます。
  5. 裁断

    製品や使用用途に応じて裁断を行い、仕上げます。

どんなところに使われているの?

千代紙やお茶缶、お正月飾りなど、京都でしか製造されてない友禅紙を染めています。
  • 1階

    糊貼りや染め作業、和紙の一時乾燥など全般を行っています。

  • 2階

    1階と同様、それぞれの担当が作業を順次進めて行く作業場です。

  • 4階

    乾燥場があります。過去の作品や図案などもここに保管されています。

会社概要

事業内容 友禅紙・和紙等の企画・製作・加工および販売
設立 1971年
代表者 代表取締役社長 橋口 喜誘
所在地 〒614-8347 京都府八幡市橋本平野山85-4
電話番号 075-981-3668