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本家八ッ橋西尾株式会社

地域 京都市内, 左京区
業種 09:食料品製造業
50音 ハ行

の仕事

京都のお土産と言えば八ッ橋と言われるほど、京都を代表する銘菓となった定番中の定番「八ッ橋」。
西尾八ッ橋は「日本で一番古い八ッ橋やさん」であり、八ッ橋の発祥の家としての責任と誇りをもって、独特な風味をもつ八ッ橋を代々継承してまいりました。
その歴史のなかで培い、育んでまいりました技術に、時代のニーズを融合させた新しい感覚の製品を数々創りあげております。今後も、伝統を守っていきますとともに、常に新しい時代の感覚とニーズをとらえ、心を込めた製品をご提供させていただきます。

自慢の逸品

米粉、砂糖、ニッキ(肉桂・シナモン)を混ぜて作った生地を薄く焼き上げた銘菓「八ッ橋」。1689年以降、現在の八ッ橋の原型となる、橋の形をした素朴なお煎餅が誕生しました。携帯食として割れにくくする工夫として、八ッ橋は丸みを帯びた形になり、八ッ橋はこの優美な姿で京銘菓の代表となりました。
パリパリとお口に広がる独特の香り「ニッキ」はもちろん、抹茶・黒ゴマや完熟バナナを練りこんだものなど新しい製品や種類を多数発売し、時代やお客様のニーズに応えています。

技術者の思い

西尾家の十二代目・西尾為治は、明治時代から昭和初期にかけて八ッ橋を世界の博覧会に出品し、
数え切れない栄冠を勝ち取りました。明治22(1899)年のパリ万博では銀賞を受賞。八ッ橋は海を越えて評判を得て、西尾八ッ橋の名は日本中に知られることになりました。
八ッ橋を誰もが知る銘菓に育て上げてからも、本家西尾八ッ橋は、常に新しいおいしさを求め続けています。創業期の創意工夫そのままに、古い暖簾から現代の味覚に合った商品を送り出してゆくのです。
  1. 生地作り

    米を引いた米粉にお湯を入れ、蒸しながら機械でこねていきます。できあがった生地を最後に手で仕上げて生地の完成です。
  2. あん作り

    熟練の技術で本家西尾八ッ橋自慢の小豆を火にかけてしっかりと撹拌します。上質のザラメで炊いた小豆はつぶつぶ感が違います。
  3. 成形

    四角にカットされた生地の上に乗せられたあんを、機械で次々と折って包み、三角形に形成していきます。
  4. 包装

    それぞれのパックに、きれいに見えるようひとつひとつ素早く手で重ねて詰めていき、その後機械でフィルム包装し、最後は手で箱詰めします。
  5. 出荷

    検品後、売れ行きや季節に応じて数を決めて出荷します。特注品などお客様のニーズに即、スピーディーに対応するのが強みです。

どんなところに使われているの?

京都土産の定番として各地で販売されています。京都を訪れる観光客の方々やギフトとして買われる方、ご家庭のおやつなど色々なところでお楽しみいただいています。
  • 本家西尾八ッ橋

    本店のほか、清水坂や京都駅、祇園や銀閣寺など京都のあらゆる主要観光地に販売店を構えています。

  • 八ッ橋茶屋

    西尾の抹茶パフェやシフォンケーキ、コーヒーなどを味わえる甘味処として愛用されています。

  • 西尾八ッ橋別邸

    大正8年に関西の財界人・河原林堅一郎氏が建てた邸宅を本家西尾八ッ橋が購入。改修を行い「お食事処・甘味処 西尾八ッ橋の里」として公開しました。

  • そば処 為治郎のご案内

    2012年2月にオープンしました、東京駅1番街の新しい\"そば処\"為治郎。モーニングやそば、うどんはもちろん甘味も用意しています。

  • オンラインショップ

    全国どこでもその味を楽しんでいただけるよう、ネットでの通信販売にも力を入れています。

会社概要

事業内容 都銘菓八ッ橋の開発・製造・販売、カフェ経営
設立 1948年
代表者 代表取締役 西尾 為和
所在地 〒606-8391 京都市左京区聖護院西町7
電話番号 075-761-0131