1. 京都ものづくり企業ナビ
  2. 企業名検索
  3. 松下精機株式会社

松下精機株式会社

地域 京都市内, 伏見区
業種 28:電子部品・デバイス・電子回路製造業
50音 マ行

の仕事

当社は、創業して約80年、自動車関連、医療器具、繊維業界などで使用される設備機械をはじめとした省力化・自動化機械、半導体・フラットパネルディスプレイのマスク関連装置や繊維関連装置の開発・製造・販売を行っています。特にマスク関連装置は、海外も含めて業界で高いシェアを占めています。下請けは一切行わず、大手のメーカ様との直取引を行っており、開発から製造・納品・現場立上げまでを一貫して行っています。

自慢の逸品

【オートペリクルマウンター】
半導体の製造では、フォトマスクと呼ばれる石英ガラスに書かれた微細な回路を、シリコンウェハ上に焼き付けます。ここで問題になるのが異物で、フォトマスク上に異物があると一緒に結像してしまい不良品となります。もちろん半導体は高レベルなクリーンルームで製造されますが、人が作業する限り異物をゼロにはできません。そこでフォトマスクに「ペリクル」と呼ばれるカバーを付けてフォトマスクへの異物付着を防止します。このペリクルを自動的に装着する装置が当社の「オートペリクルマウンター」です。

技術者の思い

全てが受注生産ですので、お客様のご要望をお聞きして一から構想し、材料選定から図面化、加工、組立、最終調整までトータルで品質管理を行い、全てを一貫して担当しています。限られた仕様の中で、自分が持てる技量でお客様からの期待や要望にお応えする難しさはありますが、それがやりがいでもあり、技術者冥利に尽きる面白さでもあります。
  1. 構想・企画

    お客様のご要望をお聞きし、お客様のニーズを100%満たすことができるご提案をして一から仕様を決めていきます。
  2. 設計・図面確定

    CADを使って設計し、詳細図面を確定します。
  3. 部品製作

    装置に必要な部品のほとんどは社内で製作しています。
  4. 組立・調整

    工場や工場内のクリーンルームで部品の組立を行います。写真はクリーンルームでの組立作業風景です。
  5. 出荷

    完成した装置をお客様にお届けします。

どんなところに使われているの?

半導体が使われている電子機器、例えばスマートフォン、パソコン、タブレット等の部品製造に利用されています。
  • 事務所

    明るく、ひろびろとした事務所です。設計業務もこちらで行っています。

  • 第一工場

    第一工場は部品の製造を行っています。

  • 第二工場

    第二工場では装置の組立を行っています。工場内にはクリーンルームがあります。

  • クリーンルーム

    第二工場内のクリーンルームです。

  • 社内食堂

    社内食堂です。昼はこちらで休憩しています。お弁当の注文もできます。

  • 環境への取り組み

    環境への取り組みを積極的に推進し、京都市が発信した環境マネジメントシステム「KES ステップ2」を約10年前に取得し継続しています。

会社概要

事業内容 半導体・FPDマスク関連装置、各種自動組立・加工装置、繊維機器等の開発、製造、販売
設立 1953年03月01日 (創業1938年11月1日)
代表者 代表取締役社長 松下 毅
所在地 〒612-8491 京都市伏見区久我石原町6-16
電話番号 075-921-1133