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株式会社オーガニックnico

地域 西京区
業種 09:食料品製造業
50音 ア行

の仕事

オーガニックnicoは有機・自然農法の普及を図るため、有機・自然農法による野菜の生産販売、生産技術の開発をしています。
ここでいう有機・自然農法とは、化学合成農薬や化学肥料を使用せず、土と生態系づくりを基本とした農法のことです。
自社農場で有機栽培による野菜づくりを行うと共に、有機・自然農法で黒字経営をしていくために、品質と生産性を高める生産技術に取り組んでいます。

自慢の逸品

<エコグリーンシステム(ハウス内複合環境制御&モニタリングシステム)>
温度、湿度、土壌水分、光、CO2 の複合環境制御による最適生育環境を実現。従来の単体制御とは異なり、あらゆる駆動系統の統合制御が簡単になり、省エネ・省人化にも最適。更に、作物別専用ソフトウェア(別売)を使用すれば、だれでも簡単に職人技の生産レベルに到達できます。
(効果)※エコグリーンシステム導入で収量が約2倍にアップ  ※WEBアプリによる遠隔モニタリングと作物別ソフトにより経験・勘に頼らない制御で、150分/日(当社比)の省人化、「やり忘れ」防止の実現 ※天候やCO2濃度により、設定温度を指摘化することで暖房費が約半分(当社比)

技術者の思い

「誰もが、あたりまえに有機農産物を食せる世の中を」を目標に、現状利益を出すのが難しい有機栽培はもちろん、農業そのものが安定して利益を出せる設備・技術・販売モデルの構築とシステム化を行っています。具体的には弊社が保有している6つのコア技術(①業界初の生産シミュレーション ②土壌・肥料のゲノム解析 ③環境制御 ④栽培管理 ⑤生体センシング ⑥データサイエンス)をもとに、3つの商品<①Harmony(環境制御システム) ②生体センサ ③農業コンシェルジュ(クラウドサービス)>を開発販売しています。
  1. 有機・自然農法実践

    我社で有機・自然農法を土づくりから実践して野菜を栽培しています。その中で育成課題を整理。
  2. 研究開発

    ハウス外部や内部の環境条件や、土壌など様々な角度で野菜の最適な育成手法に対する技術的検討を行います。
  3. システム構築

    温度や湿度、土壌水分、養分など最適な育成条件を、ボイラーや加湿器、散水システム等で構築。図は、トマトの生体の養分状態を光でリアルタイムに計測するセンサです。
  4. 検証

    システムを構築して、実際に野菜を育成して検証します。リアルタイムに様々なデータ収集と可見化により、経過状況も把握。

どんなところに使われているの?

有機野菜を栽培している農家や会社の方に数多く採用されています。中国でも関心が高く使用されています。
  • 会社見学会

    1回/月の見学会説明内容 ①ビニールハウスの構造やしくみ ②有機農法、有機JAS規格 ③弊社の栽培方針や野菜づくりの基礎となる土づくりなどなど。

  • 有機JAS認定取得

    創業時より、化学農薬や化学肥料を使わない丁寧な土づくりに拘り、基本コンセプトの「環境に優しく、おいしく健康に良い野菜づくり」を目指した日々の積み重ねが、有機JAS制度の基準を満たし認定所得。

  • 有機野菜の販売

    京都生活協同組合様をはじめスーパーなど10店舗で取り扱っています。定期的な出展販売では、女性のパートが大活躍しています。

  • 出版 「甦れ!日本の農業」

    アグリサイエンス事業部の冨田主任研究員が著書を出版。「甦れ!日本の農業」冨田健太郎著 文芸社 定価(本体1400円+税) ※日本と世界の農業のこれからを考えていただく一助になれば幸いです。

  • ソーシャルリンク

    マルシェの出店や、nicoのお野菜を使っていただいているお店の情報 などなど・・・。スタッフから発信する身近なnicoやオーガニック情報をお届けします。

  • 共同開発

    オムロン株式会社からの資金提供および共同開発により国内だけでなく海外での有機栽培の普及と安定を目指しています。

会社概要

事業内容 エコグリーンシステムの開発とコンサルタント、有機野菜生産・販売
設立 2010年5月
代表者 代表取締役 中村 新
所在地 ①本社 :〒610-1132 京都市西京区大原野灰方町128番地
 ②研究所:〒615-8245 京都市西京区御陵大原1-36 京大桂ベンチャープラザ北館205
電話番号 075-874-3100