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株式会社コバヤシ関西工場

地域 城陽市
業種 18:プラスチック製品製造業
50音 カ行

の仕事

当社は約60年前にプラスチック問屋として事業をスタートしました。そして、おもちゃの材料販売を皮切りにお客様のニーズに合わせ材料の製造事業を展開し、リサイクル事業や環境に優しい非石油系の植物性素材まで手掛けるプラスチックの総合企業へと成長することが出来ました。社内には5つの事業部があり、①コバゾール事業部: 自動車・玩具・食品・医療等に使われる成形材料を製造 2018年11月には京都に国内2番目の新工場が稼働 ②容器事業部: トップシェアの納豆容器を初めとする食品容器、果物・野菜の出荷用容器の製造 ③流通資材事業部: 食品・雑貨用包装材料の製造 ④産業資材事業部: 電子部品の保管・輸送用テープ(キャリアテープ)製造 ⑤新規開発事業部: 研究所が開発した新製品の製造・販売 を行っています。 各事業部が連携することで、広範囲にお客様の業務領域をカバーしています。

自慢の逸品

「コバゾール」 多様なニーズに対応可能な当社オリジナルの液状コンパウンド 
塩ビペーストで独自のコンパウンド技術を用いた「コバゾール」は、国内シェア75%で国内でライバルはいないと言っていいと思います。主に国内外の工業用部品、玩具、雑貨などの加工メーカー向けにさまざまな用途で利用できます。また塩化ビニルをはじめ、ウレタン、エポキシ、アクリルなど多品種の液状コンパウンドも手掛けており、お客様の使用に応じた多彩な製品を提供できます。技術スタッフがお客様の製品の開発・企画段階から参画、きめ細かな仕様・用途を把握し配合設計を行っているのでお客様の満足度が高い製品を短期間で提供可能です。 ※コンパウンドとは:プラスチックのベース材料に異種材料や着色剤を混ぜ合わせた成形用材料のこと

技術者の思い

PVC、ウレタン、エポキシ、UV等の配合設計・開発を行っています。お客様のニーズ・要求事項を確認し、資材メーカーとの専門的な打ち合わせ、資材の探索、最新資材の評価や特許・文献調査、トライ&エラーを重ね、問題を一つずつクリアしていきます。
お客様の喜ぶ顔、市場で開発した製品や商品を目にすること、採用に繋がることが技術者の大きな喜びです。
  1. 【コバゾール】材料の配合・撹拌

    お客様のニーズに合わせ、ベースとなる樹脂に異なる樹脂や可塑剤、充填剤等を配合し、スクリューで撹拌して混合します。
  2. ろ過・着色

    フィルターでろ過し、不純物を取り除いた後、着色剤を混ぜ合わせて着色します。
  3. 検査

    完成した液状コンパウンドの品質確認を行います。
  4. 充填・出荷

    気泡や水分を除去した後、容器に充填し、出荷します。

どんなところに使われているの?

コバゾールは、加工メーカー様向けに様々な用途で利用されています。
写真左上から右回りに、フィギュア・玩具製品、自動車用各種フィルター、電子材料、建材製品  
  • 【関西工場】 製造現場

    関西工場は2018年11月に稼働したばかりですが、整理・整頓が行き届いた綺麗な職場です。写真には写っていませんが、右側に混合機や充填機が並んでいます。

  • 事務所

    製造現場と同様に、明るい清潔な事務所です。

  • 検査室

    充填前の外観・品質検査を行います。色や粘度等、仕様どおりの製品が完成しているか検査を行います。

  • 食堂 兼 会議室

    食堂兼会議室です。休憩時間にはここで食事を取ってくつろいでいます。

  • 教育体系

    求める人材は、「勉強好きで素直な努力家」です。お客様の期待に応え続ける会社になるために、社員一人ひとりが必要な良識と能力をOJT・研修・機会提供・自己啓発を通して着実に身につけるよう充実した教育体系を設けています。

  • 資格取得奨励

    当社は、社員のスキルアップのための資格取得を積極的に奨励・支援しています。資格取得に関わる費用は全額会社で負担しています。

会社概要

事業内容 合成樹脂の原料及び材料の販売、食品・農業・工業・宣伝広告用プラスチック製品の製造販売 他
設立 1952年5月19日
代表者 代表取締役社長 小林 達夫
所在地 関西工場:京都府城陽市市辺茶うす山2-8
電話番号 0774-56-7730