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株式会社センスタイムジャパン

地域 中京区
業種 39:情報サービス業
50音 サ行

の仕事

センスタイムはディープラーニングとコンピュータビジョンのグローバル・リーディングカンパニーです。日本法人は2016年に設立。自動車・製造業・社会インフラなどの日本の基幹産業に向け、自動運転、人行動理解、顔認識、車両識別などの技術を提供、また環境や状況の変化に柔軟に適応できるロボットに関する研究開発を行っています。

自慢の逸品

<顔検出・認識>
人の目視による他人の顔の認識率は97%と言われています。センスタイムの顔認識率は2014年にそれを超える99.15%を記録しました。顔検出に関しても92.9%と高い検出率を実現し、2016年CVPR(コンピュータビジョンに関するトップカンファレンス)にて1位を獲得しました。
また​センスタイムの技術は、環境変化対応に優れ、スマートフォンでの本人認証も実現しています。

技術者の思い

京都は、さまざまな文化の発祥の地であり、ものごとを極める風土があります。そしてAI活用のカギとなるアルゴリズムの開発は「ものごとを極める職人技」と共通する能力が求められます。AIの開発に適した「極める人材」が集めやすい場所である京都から、ディープラーニング技術で日本の産業を支えていきたいと考えています。かつての日本のものづくりは世界屈指の強さを誇りました。そうした日本をもう一度取り戻す技術革新を弊社が担えればと思っています。
  1. 最先端アルゴリズムの開発

    センスタイムには香港中文大学を中心に、さまざまな大学や研究機関出身の150名以上のPhDsが在籍。MITやスタンフォード大学などと連携し、常に最先端のアルゴリズムを開発、各種学会で多くの論文を発表しています。
  2. コンセプトデザイン

    その課題がディープラーニングにとって得意な分野なのか、ディープラーニングで解決するには、どんなネットワークやパラメーターが必要なのか。そこがコンセプトデザインであり、エンジニアの腕の見せ所です。
  3. 画像のアノテーション

    ディープラーニングで学習を進めるためには膨大な量の教師データが必要。これらの生成作業を効率化するためのアノテーションツール(注釈関連ソフト)を駆使して、効率的なデータを作成します。
  4. ディープラーニングの開発環境

    10クラスタ、8000枚以上のGPUノード*からなる独自の計算機環境と、1200層の超多階層モデルを記述できる独自のプラットフォームを活用することで、20億万枚の同時学習を実行可能です。

どんなところに使われているの?

顔認証によるセキュリティーチェックやゲートコントロールのみならず、人の動作や自動車・二輪車の認識などの技術を活用し、スマートシティーや自動運転に必要な技術でAI社会に貢献します。
  • SenseTimeグループ

    センスタイムグループは香港・北京・深圳、上海にも拠点を有し、世界中からトップ人材を集め、産学連携でオリジナルな技術を開発する企業として世界に向けたビジネスを展開しています。

  • 展示会

    ディープランニング、AI、画像、セキュリティー関連の展示会に積極的に出展しています。

  • ILSVR(大規模画像認識競技会)1位受賞

    ILSVRC2016の3部門で1位を獲得。ILSVRC2015コンテストでNo.1

  • イベント参画

    京都商工会議所「京商フューチャーセッション」、SICE、映像情報メディア学会、等積極的に参画・登壇しています。

  • 福利厚生

    コーヒー、お茶やジュースは無料で飲むことができます。好みの飲物のリクエストも可。また、ランチ費用は完全支給で、京都で一番ランチが充実したベンチャー企業を目指して美味しいお店を日々開拓しています。

  • 導入実績

    センスタイムの導入実績として大きな取り組みは、自動運転の実現に向けたHONDA様との長期共同研究開発があります。その他にはSDK提供という形で様々な分野に技術提供を積極的に行っております。

会社概要

事業内容 顔検出・認識、車・歩行者検出、ファッション探索等のシステム開発
設立 2016年
代表者 代表取締役 勞 世竑
所在地 〒604-0022 京都府京都市中京区御池之町324-1 御池幸登ビル4F
電話番号 075-741-6291