写真は、抗体精製用モノリスシリカカラム「Ex-Pure」のスピンタイプです。抗体精製が普通30分かかっていたのが、2分と高速で完了します。
この「Ex-Pure」シリーズは、他にも96wellタイプ（一度に多検体評価が可能）とシリンジタイプ（12～16mg以上の抗体を精製可能です）があります。

従来の粒子充填カラムは、上の図のように粒子の小径化で対応していました。この場合は高分離が可能ですが、高負荷圧をかける必要がありました。当社のモノリスカラム（一体型）は、下の顕微鏡写真のように２種類の大きさの細孔（メソ孔・マクロ孔）を有した棒形状（ロッド）の液体クロマトグラフィー用一体型カラムです。このようにすることにより、低負荷圧で高分離で分析が可能となりました。