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株式会社森俊山

地域 京都市内, 東山区
業種 21:窯業・土石製品製造業
50音 マ行

の仕事

創業は大正時代で、「京焼・清水焼」の伝統を継承し作風を守り続けるとともに、四季の美しさを表現した陶器など新たな作風も追求しています。

自慢の逸品

桜の図の透かし彫りの急須です。容器は2重になっていて、外観は桜の透かし彫りで、模様に合わせて穴が開いています。この内部にも容器があるために、お湯を急須に注いでもこぼれることはありません。陶器を焼く前の柔らかい時に、仕上げや絵付けをするために熟練の技が必要となります。

技術者の思い

大正年間より、九十数年に亘り、京都・東山・御寺泉涌寺のふもとで、仁清・乾山により完成された「京焼・清水焼」の伝統を継承し現代感覚に反映させ、たえず斬新な作陶を追求しています。
  1. ロクロ成形

    信楽・伊賀・瀬戸などから土をとりよせ、ブレンドして土練を行い、ロクロにて成形していきます。
  2. 仕上げ

    ロクロ成形後に、形状を整えます。
  3. 下絵付け

    素焼きをした後、1品、1品丁寧に下絵を描きます。勢いのある絵を描くようにしています。
  4. 釉薬塗り

    粘土や灰などを水に懸濁させた釉薬を塗り、約1200度にて焼成することによりガラス質が出るようにします。また、還元焼成を行い独特な色を出します。
  5. 上絵付け

    金色や赤色を用いた絵付けを行い、再度750~800度で焼成します。

どんなところに使われているの?

湯呑、茶碗、お皿、一輪挿し、壺など色々な陶器があります。伝統ある清水焼の陶器を用いていただければと思います。
  • ロクロ成形、仕上げ、絵付けエリア

    ロクロ成形、仕上げ、絵付けなどを行います。日々 様々な陶器を作陶しています。

  • 絵付けエリア

    絵付けを行うエリアです。日々、形状が異なる陶器にデザインの異なる絵付けを行っています。

  • 焼成エリア

    焼成エリアです。数台の電気焼成炉にて焼成します。

  • 店舗

    会社から歩いて数分の場所に、当社の店舗があります。

会社概要

事業内容 京焼・清水焼の製造
設立 1996年7月1日
代表者 代表取締役 森 俊次
所在地 〒605-0976 京都市東山区泉涌寺東林町20
電話番号 075-561-3173