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株式会社羅工房

地域 京都市内, 上京区
業種 32:その他の製造業
50音 ラ行

の仕事

羅工房は1991年の設立で比較的新しい会社です。京都西陣にオフィス兼工房を構え、暖簾、タペストリーや紙雑貨(張子、ぽち袋、はがき、金封)などを伝統的な形にとらわれず自由な考えや発想で商品を企画・デザインをするメーカーです。タイのバンコクにも工房を置き、厳しい品質管理のもと、味のある手刷り紙製品を製作しています。
・和食レストランや旅館などの装飾備品なども製作しています。
・京都の清水に雑貨とカフェを併設した直営店「天」も運営しています。

自慢の逸品

「アニマル」をテーマに日本の伝統工芸「張子」で新しい郷土玩具の世界をつくりました。手探りの状態から試行錯誤して生み出したオリジナルの技法や作風は、伝統だけでも創作だけでもない張子に仕上がっています。本来、子どものおもちゃであった張子も、今では大人のための工芸品です。張子という形が時代の移り変わりと共に失われていくのは、仕方のないことだとも思っています。だから、形にこだわるよりも、おもちゃを手にした時の“わくわく感"を大切にし楽しいものを作るのが商品のコンセプトです。

技術者の思い

「羅工房」のモノづくりは暮らしの中に、ひとつひとつ丁寧な手作業で使い手を楽しませ、喜ばせてくれるものを考えます。
手仕事には機械には表現が難しい温かみやさしさがあるモノを生み出すことができます。
  1. 企画・デザイン

    いろいろなアイデアをもとにデザインを行い下絵を製作します。
  2. 生地の準備

    企画・デザインにあった生地を選びます。デザインによって生地を染色したりします。
  3. 配色

    下絵が完成したら配色を考え色合わせをしていきます。
  4. 染料の準備

    下絵をもとに希望の色を出します。この作業は熟練の技術と経験が必要です。
    基本色7色の染料に顔料などいろいろな薬品の混合により無限の色を配色することができます。
  5. 手書き

    用意した生地を暖簾やタペストリーに仕立て下絵と染料を用いて絵を描き仕上げていきます。

どんなところに使われているの?

暖簾、タペストリーは旅館や和食レストランなどの装飾品などとして使用されています。
  • 京都本社(事務所+工房)

    手描き暖簾やタペストリーなどの装飾備品はすべて京都にある工房で作ります。
    ここでは別注品や様々要望のものを受注し製作しています。

  • バンコク支店(事務所+工房)

    タイのバンコクに工房があり雑貨部門の製作はここで行います。現地のスタッフで運営しています。

  • ショールーム(バンコク支店)

    バンコクの工房にはショールームがあります。現地での国際展示見本市にも参加し様々な国の注文を受け製作しています。

  • ショップ「天」(直営店舗)

    京都の清水に雑貨とカフェを併設したショップを運営しています。ここでは工房で作られた手作り雑貨やケーキなどを販売しています。季節ごとに新しいメニューを企画し提供しています。

  • 紙雑貨 張子人形

    日本の伝統工芸「張子」を手探りの状態から試行錯誤して生み出したオリジナルの技法や作風は、伝統だけでも創作だけでもない張子を製作しています。

  • 紙雑貨 ぽち袋・葉書・金封

    工房で作られるぽち袋・金封・葉書などの紙製品はすべて手刷りで作られています。一枚ずつ刷られるので機械印刷にはない個性と風合いがあります。

会社概要

事業内容 和雑貨製造・卸・小売 、輸入貿易業務、各種デザインワークス、店舗コーディネート
設立 1990年6月1日
代表者 代表 中尾 憲二
所在地 〒602-8285 京都市上京区千本通り一条下ル西側西中筋町19-84
電話番号 075-467-5301