1. 京都ものづくり企業ナビ
  2. 企業名検索
  3. 株式会社電装工業

株式会社電装工業

地域
業種 28:電子部品・デバイス・電子回路製造業
50音 タ行

の仕事

弊社はフォークリフトなど産業機械向けのワイヤーハーネスを製造している会社です。
電線の切断から始まり圧着、配線・組立、結束までを一貫して行っております。
工場の設備は、主に多品種少量生産に対応できる体制になっており、フォークリフトなどの産業機械や小規模な自動車メーカーなどが主な顧客となっております。

自慢の逸品

弊社は産業機械の中でも、特にフォークリフトの内部で使われているワイヤーハーネスについて多くの実績とノウハウを持っております。
弊社の製品は完成品の内部に取り付けられますので目立つものではありませんが、厳しい含有化学物質調査や紛争鉱物調査などを経て電気自動車の内部や東京の豊洲市場に納品される運搬車両の内部でも使われています。

技術者の思い

弊社では特殊技術というものはありません。技術と言えるものはハンダ付け技術程度のものです。技術よりもむしろノウハウが重要となって来ます。複雑な図面を理解する能力、速くてきれいな圧着方法ななど、すぐには身に付けられない部分もあります。きれいで、高品質の品物を納期までにきっちりとおさめたい。従業員全員が、この気持ちを持って仕事をしております。
  1. 切断

    全自動機・半自動切断機で剥き代を設定して、電線の切断を行います。線表リストというものを見ながら切断してゆきます。
  2. 圧着

    切断された電線に半自動圧着機で端子を圧着します。ベテランになると1時間に4000本を超えるスピードで圧着が行われます。
  3. ボード盤組立

    設計図面通りに展開されたボード盤に配線し結束してゆきます。
  4. 検査

    導通検査や配線色や結束状態などの目視検査を行います。
  5. 出荷・梱包

    ユーザの指示に従った内容で梱包・出荷してゆきます。

どんなところに使われているの?

産業機械、特殊自動車、環境装置などに使用されています。主力のフォークリフト部品では、厳しい環境検査を経て東京の豊洲市場にも納品されます。
  • 切断・圧着エリア

    ハーネスの切断・圧着を行うエリアです。良いものをきれいに早く作り上げる。弊社で最も技能が問われる工程になります。

  • 全自動圧着機

    ハーネスと、圧着端子をマシンにセットし、ハーネスの切断,被覆,端子圧着までを全自動で行います。

  • 組立エリア

    端子やコネクタなどが取り付けられた電線を、図面通りに配線し結束を行うエリアです。熟練者になるには図面を理解できるようになる必要があります。

  • 汎用試作エリア

    特型部品など特殊作業を行うエリアです。また、業者と相談しながら試作品など新たな製品を考えてゆくエリアでもあります。

  • 検査エリア

    導通テスト・目視検査などを行うエリアです。不良の発生を水際で防止、さらに発生後の対策を製造にフィードバックする責務もあります。

  • 食堂

    大型テレビを使ってプレゼンテーションも行います。ドリップコーヒーメーカーも設置しています。

会社概要

事業内容 ハーネスの製造
設立 2003年11月
代表者 代表取締役 中井 博
所在地 〒612-8486 京都府京都市伏見区羽束師古川町346
電話番号 075-924-4321