1. 京都ものづくり企業ナビ
  2. 企業名検索
  3. 生田産機工業株式会社

生田産機工業株式会社

地域 京都市内, 伏見区
業種 24:金属製品製造業
50音 ア行

の仕事

当社は私の祖父、生田捨吉(1900~1974)が福井県東郷の地から一人家族から離れ少年期に上京。1919年(19歳)にこの京都伏見の地で生田鉄工所を創業して以来おおよそ90年となります。当初は酒造設備機械を主力に様々な科学機械を製造していましたが1950年に伸銅設備機械の製造に着手して以来半世紀に渡り伸銅設備機械のトップメーカーとして国内外の有数な伸銅メーカーに高品質設備を納入し、期待、信頼されるIKUTAブランドを途切れる事なく連綿とした「ものづくり現場」の知恵と工夫、チームワーク、伝承の積み重ねにより築いて来ることが出来ました。特に2代目社長であった生田宗宏(1930~1999)の時代には世界への扉を開き欧米、アジアの海外伸銅メーカーへの納入実績を上げていき、伸銅業界において確固たる評価を頂くに至りました。

自慢の逸品

写真は超硬面削装置です。ミーリングカッターを1000rpmもの高速回転で運転稼動しつづけ、面削後表面の板厚み精度、表面粗度を顧客の要求精度以上にクリアーし続けることが出来るように設計された超硬用カッタースタンドテクノロジーは世界で唯一です。
世界で唯一3つのコア技術(面削装置・カッター・カッター専用研削盤)を持ち、最終仕上げ高精度品質にまで技術ソリューションを提供できるのは、世界クオリティーNo.1の『IKUTA』だけ。
伸銅用面削装置の国内シェアは9割、それだけにとどまらずグローバル産業構造の変化や急速な技術革新に伴うものづくり企業の多様なニーズに対応する技術開発に積極的に取り組んでいます。

技術者の思い

All machine made by IKUTA すべては顧客の期待以上の高精度表面品質のために実現できるのは世界クオリティNo.1のIKUTAだけ。
伸銅上流工程の面削表面で満足度の高い表面品質を達成されたストリップはその後様々な工程を経て薄板の最終製品へと流れていきます。IKUTAは50年に及ぶ技術開発実績を有する、伸銅工程の様々な装置、ラインを提供することの出来る国内外唯一のメーカーとして自動車、半導体、電機電子機器などの業界が必要とするスーパーファインストリップ表面を作りこむ様々な工程で卓越したエンジニアリングノウハウを搭載する装置、ラインを提供しています。
  1. 開発・設計

    顧客の要求仕様に基づいて必要な部品性能・加工性能を意識しながら設計を行います。
  2. 部品加工

    必ずIKUTA社内で作る部品があります。それは、面削ラインの主要部品であるカッタースリーブや面削カッターチョック(軸受)、バフ軸です。なぜ、IKUTAで作るのか?なぜ、他の加工屋さんで作らないのか?それは図面ではあらわしきれない加工ノウハウがIKUTAにあるから。技術の蓄積があるから。精度の高い加工技術は最新の機械を使えば実現できるというものではありません。
  3. 組立

    前工程で作り上げてきたパーツを組み立てて機械を完成させるという最終工程です。いくら前工程で精度の高い部品を作っても、組み立て次第で完成する機械の精度が変わってきます。ボルトの締め方1つでも、組み立てる上では影響が出てくるのです。設計図と、部品さえあれば、どこでも同じ機械を作る事ができるというものではないのです。
  4. 据え付け・試運転

    お客様のラインに据え付けを行い試運転を行い、仕様通りの性能を確認してお客様に引き渡します。

どんなところに使われているの?

当社が納めたラインで、最終的には自動車、家電、PC。携帯など様々な商品に使用されています。
  • 設計担当

    当社の技術が誇れる集団です。他社にない独自の技術を持った人材が豊富です。

  • 営業担当

    日々、顧客との対応などで忙しくしています。また、海外との取引も今後拡大していきます。

  • 製造担当

    手前が組み立てスペース、奥の方が加工スペースとなっています。

  • 食堂

    昼食時の憩いの場です。和室もあります。

  • 自己宣言

    各自の自己宣言を食堂に掲載し、宣言に従って各自行動しています。

  • 新聞掲載

    当社の技術が評価され新聞に数回掲載されました。

会社概要

事業内容 銅合金を初めとするメタルプロセスラインの製造販売、開発事業等
設立 1953年4月1日
代表者 代表取締役  生田 泰宏
所在地 〒612-8241 京都府京都市伏見区横大路下三栖辻堂町6番地 
電話番号 075-611-4347