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関西巻取箔工業株式会社

地域 京都市内, 左京区
業種 24:金属製品製造業
50音 カ行

の仕事

1952年創業。グラシン紙をベースに、ブロンズパウダーを使用した国内初の熱転写箔(ブロッキングホイル)開発の始まり、PETフィルムをベースとした食品包装用印字箔、家電部品や自動車部品、化粧品パッケージ、文具や雑貨に至るまで、あらゆるアプリケーションに対応した熱転写顔料箔の製造・販売を行っております。
早い段階から、環境破壊物質規制(RoHS指令、REACH規制など)に対応した製品づくりを進めており、国内にとどまらず、サプライチェーンのグローバル化に伴い、海外市場での取引が拡大傾向にあります。

自慢の逸品

ホットスタンプは「ドライコーティング」と呼ばれる印刷方式で、熱と圧により、フィルムにコーティングされた色彩素材を熱圧着する印刷方式です。
シルクスクリーン印刷やパッド印刷などの「ウェットコーティング」と違い、面倒な調色作業が不要で、作業後の保管が容易。
デザインの一部にワンポイントで用いたり、カラー印刷と組み合わせることで、平面的な印刷物に、デザインの多彩な広がりが生まれます。

技術者の思い

独自のグラビアコーティング技術により、自動車部品や家電部品など、安定性が求められる製品に対応した箔を実現。
またリバースコーティングでは転写箔ならではの肉厚な立体感を表現します。
特徴として
・グラビアコーティング…ドクターブレードで塗装を管理するため、安定した塗膜調整が可能。塗りムラが少ない。
・リバースコーター…熱い塗膜が可能。粘度の低い塗材に適性。
  1. 作業工程

    基本工程は、ペットフィルムにインクを塗工し、乾燥、巻き取りするものです。
    インクの塗工には、2種類の工程があります。
  2. グラビアコーター

    小さな溝のあるグラビアメッシュロールをインキに浸し、余計なインキはドクターブレードで取り除いた上で、溝に入ったインキのみでフイルムに塗工する方式です。
  3. リバースコーター

    フィルムに直接インクを塗工するのではなく、別のロールに一端塗工した後、フィルムに転写する方式です。

どんなところに使われているの?

化粧品パッケージ等、自動車の部品、家電、ケーブルなど、様々な身近な商品に使用されています。
  • 営業

    展示会などに出展し、積極的な営業活動を行っております。

  • 製造

    2ラインの機械で、フィルムにインクをムラなくコーティングしております。インクの厚さの調整など、熟練技能が必要です。

  • 管理

    インクのムラがないか、光を照射し、常にチェックし、高品質の製品を提供しております。

会社概要

事業内容 包装用印字箔、熱転写顔料箔の製造・販売業
設立 1952年(創業)
代表者 代表取締役 久保 武久
所在地 〒601-1245  京都府京都市左京区大原戸寺町368番地
電話番号 075-744-2326