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阪村産業株式会社

地域 山城, 綴喜郡
業種 24:金属製品製造業
50音 サ行

の仕事

ナット&パーツの総合メーカーとして、京都の地で創業して50年以上。 ナット事業部とダイス事業部を2本柱として、長年に渡り培ってきた技術から生まれた締結部品(ていけつぶひん) で社会に奉仕しています。
鍛造機械から金型、部品の設計開発から製造まで一貫した生産体制と長年培ったノウハウにより、「より安く、より早く、必要な数量の供給」を実現することでお客様からの信頼を得ています。

自慢の逸品

スプリングワッシャー付ナットです。
通常はナットとワッシャーは別部品となっていますが、この2つの部品が一体となっている製品です。これにより、組立工数を短縮できる、分解時のワッシャーの紛失が防げる、はめ忘れがない、在庫、購買、などの工数が半分になるなどの特徴があります。

技術者の思い

ネジにもさまざまな種類があり、一般的に使用されるネジと、自動車などに使用される部品に関しては、お客様から要求される品質も異なってきます。また、ネジが使用される場所によっても要求品質が高くなる場合もあります。当社は、その要求品質が高いネジやナットを主に生産しており、そのためにネジの精度、ひげ、バリやネジの偏芯、平行度、垂直度などの幾何公差を考慮した設計とものづくりを行い高品質の商品を作り出しています。写真はフランジ付平行ネジプラグで、フランジ部とネジ部の平行度、垂直度、平面度などの精度が要求される部品です。
  1. 設計

    お客様から頂いた図面を基に、製造工程ごとの形状設計を行います。
  2. 鍛造

    材料となる金属を金型を使用して塑性加工を行い、希望の形状に仕上げる方法です。写真の機械において、1回で形状を仕上げるのではなく、数工程を経て、段階的に希望の形状に仕上げるようにしています。
  3. ねじ切り

    鍛造加工後、ねじ切り加工機にて自動でネジを切っていきます。
  4. カシメ

    ワッシャーとナットを別々のパーツフィーダにセットし、写真の中央部分でワッシャーとナットを一体にカシメています。
  5. 検査

    出来上がった製品が、問題ないか外観検査や、特性検査を行い品質を確認します。

どんなところに使われているの?

自動車、農業機械、建築機械、家電等様々な分野で当社の製品が使用されています。
  • 鍛造エリア

    大型の機械を何台も設置しています。ここで、鍛造、ねじ切り、切削加工を行っています。

  • ねじ切りエリア

    様々なネジを切ります。ネジの形状により型のセット交換をおこない、所定のネジを切ります。

  • 切削加工エリア

    鍛造加工後、追加工として切削加工を行い、希望の形状に仕上げるエリアです。

  • 検査エリア

    最終の品質チェックを行う、検査エリアです。

  • 事務エリア

    営業・生産管理・製造、・品証・品管の事務部門のエリアです。

  • 活動内容

    ISO9001・14001の認証取得により、品質だけでなく環境への影響を配慮した企業活動を行っております。

会社概要

事業内容 ねじ部品及び金属部品製造販売、鍛造金型設計販売
設立 1965年3月
代表者 代表取締役 中村行伸
所在地 〒 610-0231 京都府綴喜郡宇治田原町大字立川小字塩ヶ谷14-1
電話番号 0774-88-5252