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株式会社小野電子工業

地域 京都市内, 南区
業種 28:電子部品・デバイス・電子回路製造業
50音 ア行

の仕事

当社は、創業以来 「ものづくり」 という言葉を企業理念に、50年以上電子部品の基板実装を行っております。
時代の変化とともに、海外での生産が増え、国内生産との価格差が大きくなっているなか、当社では、国内生産の優位な点である「高品質」、「迅速丁寧な対応」をモットーに「ものづくり」という言葉にあった製品づくりをいたします。
SMT実装(クリームはんだ及びボンド)からディスクリート部品実装、DIP、手半田付け等基板実装に対する様々なニーズにお応えします。
また、当社には長年のサービス提供により培った基板実装のノウハウがございます。

自慢の逸品

写真は、弊社のオリジナル技術で製作している樹脂フィルムのクリームはんだ印刷用マスクです。
SMT部品を実装するには、プリント基板上の部品フットパターンにクリームはんだを印刷する必要があります。
通常、この印刷用マスクは、ステンレスのメタルマスクを使用しますが、高価で納期が掛かるものでした。
弊社では、PET樹脂でこのマスクを製作し、安価で短納期で対応することが可能です。パターン変更にも迅速に対応でき、少ロットの試作に適したシステムです。

技術者の思い

基板実装事業は、量産品がどんどん海外生産に移行しており、国内では、開発商品の試作の仕事が多くなっていました。試作は、短納期、仕様変更に対する対応力が最も重要であり、この要求に対する課題は、メタルマスクの製作でした。このメタルマスクを安価な樹脂(PET)フィルムで製作することにより、最短2時間以内で製作可能、A4サイズまで対応可能です。
写真は、SMT部品のチップマウンターの作動状態です。
  1. 手はんだ工程

    大手メーカの厳しい試験に通った技術者により高品質な作業を行っております。
    若い世代の育成にも力を入れており、画像の社員も高度な技術を持っております。
  2. 手挿入ライン

    ディスクリート部品の多くは、手挿入となり、非常に重要な工程となります。細かい部品を挿入するため、目の良い従業員にて作業をし、様々な対策により不良低減に努めております。
  3. 自動実装ライン

    SMT部品は、自動機にて、実装します。4個のヘッドで部品を実装して、1ラインにマウンターを2台導入しており、実装時間の短縮が可能です。

どんなところに使われているの?

家電商品など、多くの身近な分野で活躍しています。
  • チップマウンター

    0603、QFP、SOPはもちろんBGAについても実装可能です。

  • アキシャル部品挿入機

    DIP部品で、抵抗器などのリード線が一線の同じ軸になっている部品の基板挿入を行います。

  • ラジアル部品挿入機

    DIP部品で、コンデンサーなどリード線が放射状になっている部品の基板挿入を行います。

  • リフロー炉

    鉛フリー対応の7ゾーンリフローです。
    共晶はんだも対応可能です。

  • 噴流式(フロー方式)自動はんだ槽

    鉛フリーはんだ対応噴流式(フロー方式)自動はんだ槽です。
    共晶はんだ用の噴流式(フロー方式)自動はんだ槽とは部屋を分けて設置をしております。

会社概要

事業内容 電子部品の組立・加工およびハーネス加工
設立 1961年3月
代表者 代表取締役 小野 美津夫
所在地 〒616-8184 京都府京都市右京区太秦中筋町12番地
電話番号 075-861-4025