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岡山工芸株式会社

地域 伏見区
業種 11:繊維工業
50音 ア行

の仕事

日本の着物の代名詞ともいえる「京友禅」。正絹に手書き染め、または型染をしたもので10数工程を専業分業化されています。300年の伝統を秘め、手から手へ受け継がれてきた手書き京友禅の至芸。
岡山工芸には日本で初めての手描友禅・女性伝統工芸士であり、史上初の女性友禅師「京都府伝統産業優秀技術者・京の名工」として授章された岡山武子先生をはじめ、手描友禅のスペシャリストである伝統工芸士が3名も勢揃いしています。そのスペシャリストたちの技に憧れ、明日の伝統工芸士を夢見る人たちが集う工房です。

自慢の逸品

岡山武子先生が創りあげる夢のあるきものの世界。柔らか味のある色合いでかつ斬新。女性作家ならではの、「女性が着て美しく見える、夢のある着ものづくり」を展開しています。「しだれ桜」や「武子ぼかし」は代表作のひとつ。積極的にパリコレやその他国内のファッションショーにも出品し好評を博す、岡山工芸の代表的なブランドです。

技術者の思い

伝統工芸品とは、「一定の産地で、昔ながらの原材料を用い、伝統的な技を有する匠が手仕事で製造する、日常的に使用される工芸品であり、経済産業大臣の指定を受けた工芸品」のことを指します。伝統工芸品の指定を受けている京友禅は、その印である伝統マークを使用することが出来ます。また、経済産業省が認めた検査に合格した伝統工芸品には、このマークを施した伝統証紙を貼ることが許されています。
当工房ではまさに、京都で育まれてきた伝統的な技と手仕事にこだわりをもった職人たちが日々新たなものづくりに励んでいます。
  1. 企画・図案作成

    意匠部でどんな柄ゆきや配色に染めるのか、着物の素材や種類、年代向きに合わせてまず着物のデザインを練り、図案を作成します。
  2. 伏せ糊・糊置き

    染料が柄の外へ滲み出さないための防染をします。細い糊筒に先金をつけて糸目糊を入れ、指先で押しだしながら線をなぞり糊を置いていきます。
  3. 下絵・地染め(引き染め)

    地色を刷毛で引き染めする工程です。染める面積が広いのでムラが生じやすく、手早く均一に染める技量が必要です。
  4. 蒸し水元・彩色

    染料を生地に定着させ、発色を完全なものにします。その後、糊置きで囲んだ模様の内側に染料を挿します。友禅工程の中で最も華やかな工程が彩色(差し友禅)です。
  5. 印金・刺繍

    最後の工程です。染めあがった生地に金銀などの箔や粉を接着加工したり糸目の部分を上から金線で描いたりします。印金同様に刺繍を施したりし、重量感と豪華さをもたせます。

どんなところに使われているの?

手描き京友禅をはじめ、着物や帯、ショールや小物など和装全般をトータルに製造販売しています。
  • 営業部

    先方の要望を踏まえ企画提案を行う悉皆(染匠)と、自らが作家としてものづくりを行う販売(作家活動)との業務に分かれます。職人・協力工房からお取引先・消費者まで意思疎通をし、連携してものづくりをする必要があります。

  • 意匠部

    きものの設計図に当たる「草稿」を制作。日頃からトレンドのリサーチやニーズ等の情報収集を怠りません。見本資料や写真も数えきれないほど保管されており、優れた感性と経験が求められます。

  • 手書き友禅職人集団

    職人が集い、営業部のとってきた仕事をこなすことが主な仕事です。営業や意匠部との連携で、新技術の開発や染料の研究も行います。中には作家としてデビューする人材もいます。

  • 見学・手描き友禅

    工房見学・手描友禅の体験をして頂くことができます。工場長が丁寧に手描き友禅の着物の製造工程を説明し、友禅の指導を行います。

  • ファッションショー

    京都きものコレクションやパリコレクション等にも出演。呉服の世界や日本国内だけでなく、海外においても広く認められています。

  • メディア取材

    これまでに様々な雑誌、書籍、TV等のメディアに取り上げられてきました。

会社概要

事業内容 手描京友禅・和装全般の製造、販売
設立 1968年9月
代表者 代表取締役社長 岡山 摩紀
所在地 〒612-0029 京都市伏見区深草西浦町8-2-2
電話番号 075-643-4317