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東レコーテックス株式会社

地域 | 京都市内, 南区 |
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業種 | 11:繊維工業 |
50音 | タ行 |
我社の仕事
当社は1950年の設立以来、繊維関係のコーティングを中心に合成皮革・化成品等へ事業を拡大してきました。現在、東レグループの一員として、原材料から一貫した生産体制にて、以下の分野の製品を製造しております。
①透湿性防水加工素材(アウトドアスポーツ衣料)
②合成皮革(衣料、手袋、履き物、家具)
③特殊研磨クロス(硬質ウレタンパッド研磨材;スエード精密研磨材)
④ホットメルト製品(シーリングテープ、マーキングフィルム、他)
⑤化成品(ポリウレタン系、アクリル系樹脂)
①透湿性防水加工素材(アウトドアスポーツ衣料)
②合成皮革(衣料、手袋、履き物、家具)
③特殊研磨クロス(硬質ウレタンパッド研磨材;スエード精密研磨材)
④ホットメルト製品(シーリングテープ、マーキングフィルム、他)
⑤化成品(ポリウレタン系、アクリル系樹脂)
自慢の逸品

★防水透湿素材(アウトドアスポーツ衣料・レインウエア・防寒衣・建材)
素肌のように呼吸する素材"エントラント"は東レとの共同開発による透湿性防水加工素材です。さらに均質な微多孔構造を実現し高機能化したエントラントV,エントラントWタイプや膜面に特殊な処理をして、「さらっとした感触」「落ち着いた浮き彫り調の外観」「滑り特性」を有した一枚物でも展開できる、軽くて、着心地のよい快適性素材の"エントラントDT"等絶えず進化をさせています。
素肌のように呼吸する素材"エントラント"は東レとの共同開発による透湿性防水加工素材です。さらに均質な微多孔構造を実現し高機能化したエントラントV,エントラントWタイプや膜面に特殊な処理をして、「さらっとした感触」「落ち着いた浮き彫り調の外観」「滑り特性」を有した一枚物でも展開できる、軽くて、着心地のよい快適性素材の"エントラントDT"等絶えず進化をさせています。
技術者の思い

ポリウレタンをベースとした微多孔制御技術は膜表面の孔の大きさをナノメーターレベルから数マイクロメーターの極めて小さな孔に制御することに成功しました。この微多孔が雨や水滴より小さく、水蒸気よりも大きいため、雨や水滴は通過することができず(防水性)、水蒸気は通過・発散できる(透湿性)という相反する機能を両立させました。
製造プロセス
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原料から一貫した開発・生産体制
「高分子(ポリマー)合成技術」から「高分子機能膜形成技術(コーティング技術)」、「独自の表面加工技術」までの一貫の技術によって、今までにない機能性や快適性を備えた素材を開発し、原料から一貫した生産を行っています。これらの技術で以下に紹介する製品が作られます。 -
特殊研磨クロス
ポリマー合成技術による独自機能性ポリウレタンと湿式微多孔形成技術の融合は、半導体のシリコンウエハ、ハードディスクのアルミ、ガラス基板部品の製造工程で、オングストローム単位の平滑性が要求され、この超精密ポリシングを実現したのが、当社の微多孔膜形成研究から生まれた特殊研磨クロスです。 -
合成皮革
自社での原料ポリウレタン開発および湿式微多孔膜と表面加工技術を駆使して、高機能合成皮革を開発。ポリウレタンの微多孔構造に変化を加えることにより、優雅でしなやかな風合い、ドレープ性、皮革らしさ、高透湿性、通気性、高耐摩耗性等、優れた感性と機能を備えた製品です。 -
アウトドアスポーツウエア
素肌のように呼吸する素材"エントラント"は東レとの共同開発による透湿性防水加工素材です。アウトドアスポーツウエアの素地に使用されています。 -
ホットメルト製品
世界で高い評価を獲得している『エントラント』シリーズをウエアとして製品化するには、縫製工程での縫い目、針孔からの雨水の浸透を防ぐために、縫製部分を覆い隠すテープを開発。独自の高分子技術を駆使したαEテープは、熱により縫製部分に融着し素材の長所を損なうことはありません。
どんなところに使われているの?

【化成品】
独自のラバー化技術により、汚染の原因物質となる低分子量成分が少なく、高分子領域に、非常にシャープな分子量分布を持つポリマーの生産が可能です。非汚染性と耐熱性に秀でたポリマーとなり、光学フィルムや電子部品の高機能・高付加価値製品用の粘着剤に使用されています。
独自のラバー化技術により、汚染の原因物質となる低分子量成分が少なく、高分子領域に、非常にシャープな分子量分布を持つポリマーの生産が可能です。非汚染性と耐熱性に秀でたポリマーとなり、光学フィルムや電子部品の高機能・高付加価値製品用の粘着剤に使用されています。
ものづくりを支える仕事
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揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制
当社は法規制の対象外ですが、自主的削減計画を立案、実行し、既存処理設備と今後導入を目指す効果的な新VOC処理設備を組み合わせて、計画的に対応しております。
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SOx、煤塵排出量について
当社は重油使用の水管ボイラーを廃止し、都市ガス専焼の小型貫流ボイラーに切り替えたために、SOx排出量、煤塵排出量がほぼ皆無になりました。
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地球温暖化対策の温室効果ガス削減
ガスコージェネレーション設備の導入により、約10~15%の省エネを実施し、CO2ガスを全電源電力比10%削減します。
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水質汚濁の防止、ISO14001の取得
す。
また含浸設備で排出される溶剤を含んだ排水は左記の写真の「蒸留装置」(回収装置)を使用し溶剤を回収して、これを再利用するシステムとしています。またISO14001の認証を取得し、産廃ゼロエミッションも達成、環境マネジメントプログラムにおける「廃棄物の削減」「大気汚染の低減」「省エネルギー」を安全運動と一体化して推進しています。 -
品質方針
当社は生産効率を徹底的に追求するとともに、品質・品位に対して独立したクオリティー部門を設け保証体制の強化を図っています。化成品工場・コーティング工場・合成皮革工場の全てでISO9001の認証を取得し、高品質で安定的な供給を目指しております。
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地域社会とのコミュニケーション
当社では、街路樹ボランティア活動や社員全員参加による周辺道路清掃活動を通しての周辺地域の環境保全、夏祭りや体育祭での参加・支援などさまざまなかたちで地域社会とのコミュニケーションを行なっています。
会社概要
事業内容 | 各種織物の高機能膜加工、精密研磨材、合成皮革、合成樹脂の製造 |
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設立 | 1950年9月 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴木一弘 |
所在地 | 〒601-8324 京都市南区吉祥院落合町15 |
電話番号 | 075-691-5191 |