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有限会社昇苑くみひも

地域 | 山城, 宇治市 |
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業種 | 11:繊維工業 |
50音 | サ行 |
我社の仕事
創業当時より続けている手組の帯締めという仕事も現在でも大事に続けています。中国などで製造された低価格の商品が大量に流通したために、手間がかかる(コストが高くなる)紐の販売が厳しくなる中でも、上質な国産の紐を求められるお客様のために紐を提供し続けております。
自慢の逸品

一般的に良く見られる代表的な組紐です。昇苑くみひもの江戸紐は結びに最も適した品質になるように
研究を重ね、糸の撚糸からこだわって紐作りを行っています。張り感と固さを兼ね備え、全国の結びの先生や教室などでご愛用頂いております。八玉より構成されており、8色まで混色することが可能ですが、模様としてはストライプの柄になる「タテワケ」・螺旋柄の「タヅナ」・ドット柄の「ホタル」の大きく3種類に分かれます。
研究を重ね、糸の撚糸からこだわって紐作りを行っています。張り感と固さを兼ね備え、全国の結びの先生や教室などでご愛用頂いております。八玉より構成されており、8色まで混色することが可能ですが、模様としてはストライプの柄になる「タテワケ」・螺旋柄の「タヅナ」・ドット柄の「ホタル」の大きく3種類に分かれます。
技術者の思い

弊社では1958年ごろから組紐作りに機械を取り入れてきました。これにより組紐の量産を実現するとともに、機械を用いても出来る限り高品質な紐を目指し技術を磨いてきました。現在では60台ほどの「製紐機(せいちゅうき)」を所有しており、機械場の職人達が日々組紐作りに励んでいます。そして弊社の組紐が「工業製品」としての紐ではなく「工芸品」としてお客様から評価していただいているのは、機械場で紐作りに携わる職人も手組の技術や知識を大切にしているからにほかなりません。機械を使用し、紐作りにこだわる職人達の技術力が我々の強みです。
製造プロセス
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染色
糸染めをする作業で、絹糸を綛(カセ)の状態で染め出します。自社で染色をすることにより小ロットでの生産が可能となり、またオリジナルカラーをご希望のお客様や短い納期にも柔軟に対応することができます。
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経尺
昇苑くみひもの組紐を作る工程で肝とも言える、糸を束ねる作業です。作る紐に応じて、束ねる糸の本数・長さ・色・巻き取る枠の数をこの作業で調整します。 -
撚りかけ
組みひもに使用する糸の準備を行います。組紐の構造は織の構造とは異なり、一部を除いて経糸緯糸の概念がありません。そこで重要になるのが、この撚りをかけるという工程で、撚りをかけた方向と逆回転に組んでいくと、力が反発し合い解けにくくなります。 -
組み上げ
縒り合された複数の糸の束を組み上げることで、様々な模様を生み出します。 -
加工
組み上がったひもを職人達が一点一点手作業で商品へと作り上げていきます。
どんなところに使われているの?

当社の組紐は、帯紐、ストラップ、名刺入れ、アクセサリー、お茶缶、蝶ネクタイなど様々な商品に使用されています。
ものづくりを支える仕事
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宇治本店
宇治の町で作られるたくさんの組紐製品を展示・販売しております。
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宇治本店
昔からの手組の技術を感じていただくことのできる組紐の体験なども行っております。
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製造部門
機械でできない作業や、検品出荷作業を行います。
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製造部門
60台を超える「製紐機(せいちゅうき)」と呼ばれる機会を用いて多彩な組紐作りを可能にしています。
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企画部門
組紐の商品化において、新しいアイデアなどで様々な分野の商品を作り出していきます。
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メディア掲載
当社の商品は、様々なTV、雑誌など様々なメディアで紹介されています。
会社概要
事業内容 | ・組紐の製造、卸売、小売 ・組紐を使った製品の企画、製造、卸、小売 ・組紐の実演、教室など |
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設立 | 1958年1月1日 |
代表者 | 代表取締役 梶 均 |
所在地 | 〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽146 |
電話番号 | 0774-23-5510 |