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菅原精機株式会社

地域 京都市内, 山科区
業種 24:金属製品製造業
50音 サ行

の仕事

当社は1956年の設立以来、一貫して粉体成形用超硬精密金型とロータリープレスを製作しています。培われた技術やノウハウを生かし、60年にわたり高精度で小型化するものづくりを支援し、全国の電子部品・自動車部品メーカーや製薬会社などに幅広くお取り引きいただいています。

自慢の逸品

エレクトロニクス産業の黎明期に、いち早く超硬合金を用いた金型製作に着手しました。製品のコンパクト化が進み、肉眼では判別がつかない極小形状や、ミクロン精度の加工のご要望が多くなりました。金型は、多様化が進み一品一様に個別案件化しています。小径で複雑な形状であるからこそ、「使いやすい金型」「長持ちする金型」でなくてはなりません。また一方で、生産性向上も必要不可欠で、これらの両立は私たちの使命でもあります。写真は、その様にして製作した金型です。

技術者の思い

粉体成形用の金型づくりは電子部品産業とともに成長し、私たちは超硬合金の精密加工が難しい時代からお客さまのご要望にお応えしてきました。時代の流れとともに、お客さまのニーズは手のひらよりも小さなサイズの金型で占められるようになり、小型金型の専門性は一気に高まり、技術の高度化が進みました。今では高精度な工作機械と加工技術を自在に駆使し、手仕上げ磨きの職人技を組み合わせることで、加工が難しい超硬精密金型の独自製造工法を構築しています。
  1. 設計

    精密金型を設計するために、部品の出来上がりをイメージして、金型の材質、加工精度などを考慮して設計します。
  2. 部品加工

    旋盤加工、研削加工、放電加工などを行います。
  3. ロー付

    金型部品のロー付を行い部品の組み付けを行います。
  4. 仕上げ

    磨きを行い、鏡面処理などの表面粗さに仕上げます。
  5. 検査

    図面通りに仕上がっているか検査を行います。

どんなところに使われているの?

様々の金型を製作していますが、主に電子部品や、薬の錠剤などに使用されています。
  • 研削エリア

    平面研削加工、円筒研削加工を行うエリアです。平面研削は超硬加工や小径の多品種少量の加工を得意としています。

  • 放電加工エリア

    ワイヤ放電加工、型彫放電加工をするエリアです。ワイヤ放電加工は電極に細いワイヤー線を利用します。発生した火花の熱で金属を溶かしながら切る(くり抜く)加工技術で、狭小穴の加工を得意としています。

  • プロファイル加工エリア

    完成形状の図形を透光性フィルムに描画し、加工物を光学式に投影した投影図と加工物を重ね合わせて倣い研削する加工です。

  • 仕上げエリア

    最後の磨きをするエリアです。機械ではできない部分を仕上げていきます。

  • ものづくりをしたい

    「ものづくりをしたい」仲間が、文系、理系関係なく活躍しています。

  • 親睦

    定期的に親睦行事を開催し、社員の親睦を図っています。写真はボーリング大会を開催した時のものです。

会社概要

事業内容 超硬金型製作(粉末成形用精密金型)、粉末成形用ロータリープレス機製作
設立 1966年12月
代表者 代表取締役社長 菅原尚也
所在地 〒607-8164 京都市山科区椥辻西潰町14番地
電話番号 075-581-7121