- 京都ものづくり企業ナビ
- 企業名検索
- 有限会社やよい
有限会社やよい

地域 | 京都市内, 東山区 |
---|---|
業種 | 09:食料品製造業 |
50音 | ヤ行 |
我社の仕事
当社はちりめんじゃこの製造・販売を中心に、京佃煮を全国にふるまっています。代名詞の「おじゃこ」は祇園界隈のお茶屋さんのお土産にお使いいただき、徐々に広まりました。「美味しい物は素材が全て」の店主の教え通り、素材から調理技法にこだわり、そして大量生産は行わず今も昔も変わらず手作業で仕上げています。
自慢の逸品

ちりめんじゃこの佃煮といえば、出来上がりの色が濃くコッテリ甘いものやパリパリ固めのもの、パサパサの物など色々とありますが、やよいでは、ふっくら・しっとりパラパラの仕上がりにしています。ちりめんじゃこの素材本来の持ち味を引き出すために清酒をたっぷりと使用し、多めの調味料で蒸し炊きに近い状態にして炊き上げることでふっくらとした状態になり、炊きすぎず、浅すぎずのバランスで煮上げるからこそパラパラの仕上がりになります。
技術者の思い

やよいの「おじゃこ」は機械を使った大量生産は行っておりません。季節ごとの天候や気温、湿度などで仕上がりは全く変わってきます。機械では分からないその変化は人の繊細な感覚と経験でのみ捉えることが出来、職人たちが毎朝「一人一鍋」丁寧に炊き上げています。
製造プロセス
-
仕入れ・品質確認
仕入れは毎日行い、国産のちりめんじゃこの大きさ、色、香り、風味を確認。実山椒も、国産の店主の厳選した良い品のみ使用します。 -
選別
手作業にて、他の小魚、海老、海草等の不 純物を取り除き、厳しく選別します。そうして不純物を取り除いたちりめんじゃこを計量し、袋詰めします。 -
調理
鍋に京都の地酒、味醂、醤油、そして創業以来代々伝わっているたれを加えて沸騰させます。その後、きれいに選別されたちりめんじゃこと山椒を沸騰したお鍋の中に投入し炊き上げます。 -
乾燥と検品
調理されたおじゃこは衛生的な乾燥室でザルごと余熱をとり、その後冷却機で常温まで冷まします。仕上げはしっとりとした乾燥状態になるまで乾燥作業を行います。 完成品を再度混ぜながら異物の目視確認を行います。 -
計量・包装
乾燥室より出てきたおじゃこは自動計量機にて袋詰めし、重量、金属チェッカーでチェック。全て手作業にて、箱詰め、包装し、出荷します。
どんなところに使われているの?

一つ一つ小さな鍋を直火で煮あげたちりめん山椒は素材の味が生きる家傅の妙味です。
ものづくりを支える仕事
-
やよいのカフェ
やよいのはなれでは、「おじゃこ」を使ったパスタや和のスイーツを楽しむことができるカフェを運営しております。
-
京都デザイン賞
京都らしい優れたデザインをもつ商品を発掘することで,京都ブランド商品の普及、啓発と京都の産業デザインの発展を図る京都デザイン賞に選ばれました。
-
社会貢献活動
女性スタッフが多いため、乳がんの早期発見の大切さを呼びかける「ピンクリボン」に賛同し女性の健康維持を支援する自己啓発の一つとして取り組んでいます。
-
社内表彰制度
ワーカーコンテストと称し、毎月テーマを設定し、従業員同士が良い雰囲気のなかで競い合える環境を作り、仕事に対する熱意を向上させ、人材育成や企業の成長につなげています。月初ではその成果についても表彰を行っております。
-
親睦活動
定期的に社内親睦会を開催し、お食事会などを通じて社員の親睦を図ります。日頃なかなか交流の少ない店舗のとの親睦も深まり、コミュニケーションがとりやすい雰囲気づくりを会社全体ですすめています。
-
商品企画
やよいの商品は製造から包装まで自社で製作しているので、新商品も自分達で考え形にしています。社員がアイデアを持ち寄り協力する事で、よりお客様に喜んでいただける商品を作りあげます。
会社概要
事業内容 | 縮緬雑魚の製造・販売。京佃煮製造販売・飲食業 |
---|---|
設立 | 1988年10月1日 |
代表者 | 代表取締役 中西 良仁 |
所在地 | 〒605-0822 京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル上弁天町439 |
電話番号 | 075-561-8413 |