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株式会社 Eサーモジェンテック

地域 南区
業種 28:電子部品・デバイス・電子回路製造業
50音 ア行

の仕事

半導体事業における豊富な経験と、熱電発電に関する独自技術を基に、地球上に莫大に存在する低温排熱(300℃程度以下)を、効率よく電気エネルギーに変換し回収する熱電発電の普及を図り、エネルギーの効率的な利用を促進することにより、持続可能な社会の構築に貢献いたします。

自慢の逸品

熱電発電フレキーナ
<新規性>
●極薄フレキシブル基板上に、既存BiTe 系熱電素子を高速高密度実装
● 湾曲自在で、円筒状熱源に対して密着性良く装着できるフレキシブルな構造
<特長>
●高い熱回収効率(従来のセラミック基板型に比べ約3 倍)  ●モジュールとしての高い熱電変換効率(同約2 倍)
●半導体量産技術を活用し、低コスト化と高信頼性が可能に  ●熱電素子選択の自由度が高く、その温度域に最適な熱電素子を選択できる

技術者の思い

<開発背景と将来ビジョン>
250℃以下の低温域を中心に莫大な熱量が環境中に廃棄(発電、化学、鉄鋼...)されています。 ガスだけでも約200Pcalと、日本の年間総発電量9,230億kWh〔cal換算約800Pcal〕の1/4に匹敵。その一部分でも電力として再利用できれば、莫大な省エネへの貢献が可能となります。
エネルギー・ハーベスティング市場は、2017年には7億USドルにまで急拡大し、その内、2億USドルが廃熱利用で、その後も爆発的な市場拡大を想定されます。弊社は今回開発したモジュールにより、熱廃棄からの電力変換市場を急拡大することで、環境への貢献を図りたいと考えています。
  1. 営業

    お客様のご要望に対して、モジュールだけでなく、熱電電源システムとして提案いたします。
  2. 熱電発電システムの共同開発

    取付、放熱を考慮した熱電発電システムを共同受託開発。
  3. 商品化

    弊社の指導のもと外注や協力会社で商品化します。
  4. 施工

    熱電発電システムを顧客の現場に設置します。

どんなところに使われているの?

世の中には様々な低温排熱源が存在します。それを電気エネルギーに変換。あらゆる分野で使用が可能です。
  • 大阪大学の開発拠点

    大阪大学産業科学インキュベーションセンターに開発拠点があります。

  • 大阪大学との共同開発

    大阪大学産業科学研究所と共同開発を行っています。

  • 認定

    第54回京都市ベンチャー企業目利き委員会にてAランク認定されました。

  • 受賞

    「TECH PLANTER 2016」第4回ディープテックグランプリ 日本ユニシス賞、他2件

  • 外部発表

    2018年 1月 23日
    (国研)産業技術総合研究所 研究成果「高出力フレキシブル熱電モジュールの開発」他4件

  • IOTの自立電源への活用

    熱電発電による自立電源開発は、IOT普及に貢献いたします。

会社概要

事業内容 熱電デバイス・熱電システムの開発/設計/製造/販売、関連のコンサルティング
設立 2013年2月
代表者 代表取締役  南部 修太郎
所在地 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町13 九条CIDビル102
電話番号 075-681-7825